レビュー:0-4歳わが子の発達に合わせた「語りかけ」育児

うちの子は0歳代はキャッキャと笑わない子でした。何が決め手でこの本を買ったのかは今となっては思い出せないのですが、初めての子育てで不安だったこともあり、「語りかけ」がなんか良いらしい・・・というぼんやりとした考えだけで購入したような気がします。

生まれる前に買いました

子育てってどうするんだ?と思っていた出産前に子育て本のランキングに出ていたのでなんとなく購入。届いてみると分厚くてびっくりしたのを覚えています。書いたのはイギリスの言語治療士であるサリーウォードさん。翻訳協力としてたくさんのお名前が出ているのですが、どの方もみんな発達に関わるスペシャリストの方ばかりです。あの頃は自分の子に発達の問題があるかもしれないなんて思っていなかったのですが、買って正解だったのですね。

本には生後1年までは3ヶ月ごと、1歳から2歳までは4ヵ月ごと、2歳から3歳までは半年ごと、3歳から4歳までの1年間、4歳からにわかれた

  • 月齢別解説(その時期の発達。何ができて何ができないかなど)
  • 語りかけ育児(具体的な方法)
  • 遊び(月齢にあった遊び方、おもちゃ、おすすめの本など)
  • まとめ(平均的な発達の様子と気がかりなポイント)

が書かれています。

生まれてしまったら私は多分テンパってしまって、ページをめくる時間もとれないだろうということは解っていたので、生まれる前に生後3ヶ月の分を読みました。

話さない子供に語りかけは辛かった

基本的にあまりおしゃべりが得意ではないわたし。言葉を話さない子供相手に話しかけ続けるのはかなり苦痛でしたが、この本を読んでいなければこんなに話しかけたりはしなかっただろうし、間違った話しかけ方(質問で言葉を引き出そうとする)をしていただろうと思います。実際、うちの母は1歳代にほとんど喋らなかった子供に対して「あれはなに?これなあに?」と語りかけていました。

頑張って語りかけていたわりには子供は2歳前まで言葉らしい言葉を発しなかったわけですが、今となっては語りかけ育児をしていなかったら2歳になっても発語が無かったんじゃないかと思います。語りかけていたからこそ2歳前に言葉が出たのかもしれません。

月齢ごとの発達の様子や遊び方

まわりに同じ年の子供がいなかったので、この本に載っている月齢ごとの発達の様子と自分の子の様子を比べてみることができました。たまに行く育児相談や児童館で他の子を見るくらいではまったく気付かないような事でも、本を読んでから気を付けてみると、うちの子はこの部分がちょっと・・・と思うこともありました。

初めての子育てで子供との遊び方もよく解らない状態だったので、どんなことをすると子供が喜ぶのか、どうやって遊ぶのかをこの本で知りました。勧められている遊びはどれも「発達を促す遊び」です。育児本にはよく出てくるものばかりですが、なぜ良いのか、どういう風に子供に作用するのかをきちんと書かれています。本が分厚いはずですねぇ。

この時期にしてはいけないことと改善事例

テレビはよくつけていたし内容を厳密に守って実践していなかった私ですが、その時期ごとの「してはいけないこと」は気を付けて何度も読み返していました。すぐ内容を忘れてうっかりすることが多かったので、子供が寝たちょっとした時間にサッと目を通して、やってはいけないことをしてないかな?とチェック。いつも反省することばかりでしたが、とても役立ちました。

途中にいくつも問題行動が改善された事例が紹介されています。それは月齢よりも大きめの子の話が多いのですが、全体を通して「大丈夫。問題があっても気付いた時点で対応すればちゃんと改善することが可能ですよ。」というメッセージなのかな。難しいことは解りませんが、読んでいると「頑張ってやってみよう」という気持ちになりました。

最近はすっかり語りかけていませんが・・・

最近は絵本を読んだり寝る前にその日の出来事をひとつずつ思い出して話すくらいで意識して語りかけていませんが、今でもときどき開いては「やることリスト」のようにチェックしています。だいたい反省して終わるのですが・・・。

厚い本なので最初に手にとるのは勇気がいります。でもそれぞれの月齢を読むだけならそんなに時間はかかりませんよ。わかれている分、他の育児書を読むより楽だとおもうので発達に心配がある方もそうでない方もぜひ手にとって欲しい1冊です。

⇒ 0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児

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