うちの子は今、マイクラことマインクラフトに夢中です。
どのくらい夢中かというと、もう宿題が終わったら全ての時間をマイクラにつぎ込んでいます。
何かゲームやってみたい!でも敵がこわい!
小学校に入る頃「ニンテンドースイッチが欲しい、ゲームをしてみたい」と言い出しました。
確かに、小学生になると友達との会話や遊びの中でゲームって出てきますよね。避けては通れなさそうだなぁと感じたので、子供がどんなゲームを好むのか、ちょっと実験してみました。
とりあえず押し入れに眠っていたWiiを引っ張り出して、子供をマリオで遊ばせてみました。すると…。
死ぬのがこわい。敵がこわい。やりたくない!
負けるのもいやだ!うわーん。
不安が強く負けるのが苦手なため、かなり一般的なゲームには向いていないことがわかりました。
- 勝敗がつくゲーム(負けたくない)
- 敵が出るゲーム(不安が強く襲われると怖い)
- 大きな音(急に音が鳴るの苦手)
- 激しい動き(とにかく恐ろしいらしい)
そこでニンテンドースイッチを買うのはやめて、自宅にあるパソコンで遊べるゲームにすることにしました。
また、ニンテンドースイッチは高いしコロナ渦で手に入りにくかったこともあったので、もう少し大きくなって、どうしても…と思ったときまでお預けすることにしたんです。
で、敵の出ない設定にできる、マインクラフトを始めました。
マインクラフトってどんなゲーム?
Minecraft(マインクラフト)は、無限に広がる世界で自由に遊ぶことができるサンドボックスビデオゲームです。
2011年11月に正式リリースして既に10年。見た目はカクカクしたボックスでちょっと古い感じですが、毎年アップデートが繰り返され、今では世界で一番売れたゲームとなっています。
パソコンやニンテンドースイッチのようなゲーム機、スマホ、タブレットなどで遊ぶことができます。
マインクラフトの遊び方
マインクラフトは、遊ぶ人によってゲームの楽しみ方が違うのが特徴です。
やらなければいけない指令はありません。全て自由に自分で考えて好きに行動します。
一応、ボスキャラもいて敵も出るので戦いながら冒険する人もいれば、自由に街を作ったりするブロック遊びのような遊び方が好きな人もいます。
オンラインで他の人と協力してプレイもできるし、電子回路で装置を作る人もいます。
私は何かを作るのが好き。建築とか装置とか。
いろいろ作れてマイクラ楽しい!
お母さんはまだ見ぬ世界を旅するのが好き(放浪癖あり)。
ゲームはほとんどしないけど…しいて言うなら戦うのが好き。
(たまに子供とのお付き合いでマイクラをやる人)
うちの場合は、子供が好きなのは建築&装置作り、お父さんが好きなのはたぶん冒険、私が好きなのは放浪旅。
それぞれ楽しみ方が違いますが、家族全員で遊んでいます。
マイクラはゲームモードや難易度を変更することによって、小さい子供から大人まで十分楽しめます。
うちの子のマイクラ環境はノートパソコン
うちの子はピースフルで敵が出なくて死なない、クリエイティブモードで全てのアイテムを持っている安心簡単設定です。不安が強い人や小さい子におすすめです。
マイクラの世界は自由になんでも作れるので、子供の頃にブロック遊びに夢中になった子なら必ず好きになるゲームです。
私のノートパソコンとデスクトップを並べて、ふたりでマルチプレイをよくやっています。
手の小さい子供がパソコンでゲームできるかな…と、最初は心配していましたが、キーボードも使いこなして、マイクラの世界では私より上手に動き回っています。
その短い指でよくCtrl+wが打てるね…。
お母さん小指がつりそうなんだけど。
だいじょうぶ!
お誕生日にマイクラ本を3冊プレゼントしたので、チートコマンドまで手を出し始めました。
慣れてきたら装置を作ったりするまいぜんさんが好きになってコレ。
その後、まいぜんさんの動画でもよく出てくるチートコマンドがやりたくてコレ。
マイクラには、パソコンでしかできない自由度の高いJava版や、ゲーム機などでもできるPE版があるのですが、うちのはPE版です。
子供はパソコンでは難しいなと思ったら、ニンテンドースイッチを買うつもりだったのです…。
でも、子供はあっと言う間に馴染んで「Java版がよかった。MOD(ゲームを好きにカスタマイズできる拡張パックでJava版のみで使える)入れたかった」と文句言うようになってます。
タイピング表とにらめっこしながら、アルファベットで入力も頑張ってます。
アルファベットのタイピング表はこちらを利用中。とっても使いやすいです。
今後必須のプログラミングも勉強できる
小学校でこれから必須科目となる、プログラミングも勉強することができます。
マイクラでプログラミングを勉強する方法はいくつもあるのですが、たとえば、気軽にやるならHour of Code。
Hour of Codeでは、1時間程度で達成できるくらいの難易度のプログラミングが学べます。
コースを全てクリアしたら、名前の入った修了証がもらえるのも楽しみです。
Hour of Codeはマイクラ以外にもたくさんのキャラクターが使われているし、単体で楽しめるのでちょっとプログラミングをやってみたい!という人にもおすすめです。
これをやった後から、子供が「ゲームクリエイターになりたい」と言い出しました。途中で表示される動画でマイクラの会社とか作っている人を見たからだと思う。
自由にできるし、ストレスフリーなマイクランド
マイクラの世界は本当に自由です。
いつ敵が出てくるかわからない不安を感じなくて済むし、追いかけられるような時間制限もないし、死ぬかもしれない不安と戦わずに済みます。
私は子供の頃から兄と一緒にたくさんゲームをしてきましたが、だいたい手先が不器用なのでたいして上達することもなく、ゲームをする間はずっと胸のあたりに圧迫感がありました。
子供を見ていて気付いたのですが、あの圧迫感は不安からくるものだったんだなぁと気付きました。
だから、のんびりしたシミュレーションゲームしか好きじゃなかったんだなぁ。
子供は、マイクラの世界では自由に巨大は家を作ったり、変な装置を作ったりしています。
動画を参考にして同じものを作ったら、次は自分好みにアレンジを加えてみたり。とても楽しそうです。
たとえばレゴブロックで大作を作ったら、途中で「もう片付けて」と言われて困ったり、完成した作品をずっととっておくのは難しいですよね。
でも、マイクラなら作っても作ってもブロックは減らないし、途中で保存して終了できるし、たくさん作ってもそのままとっておくことができます。好きにならない訳がない。
コマンドを使うと英語もたくさん出てくるので興味が出てくるし、興味がある事なので「できない時に諦めずに何度もチャレンジする」ということができている気がします。
好きなことは失敗しても諦めない
うちの子はピアノの時もそうでしたが、失敗したくないので最初から「やらない」という選択肢を取りがちでした。
通級の先生からは「本人が興味がある事なら、諦めずにチャレンジする心を養うことができる」と言われていました。今のうちの子にはそれがゲームだったということなのかも。
ただ単に「ゲームに夢中」と考えれば親にとっては頭が痛い状態なのですが、一緒にマイクラをしてみると、子供が夢中になる気持ちがよくわかります。
何時間もレゴに夢中になっていても怒られないけど、何時間もゲームに夢中は怒られますよね。でも、たぶん、子供の中ではマイクラの中でやっていることは、レゴと同じなんです。
想像力を働かせて、ブロックを組み立てて何かを作ったり壊したりしてチャレンジしています。
教育現場や療育でも使われているし、たぶん良い効果があると思う。ただ、目が悪くなるって点が気になるけど。
コロナで外に出られない状況を楽しむべく、今は子供とマイクラにどっぷり浸かってみようと思います。
☆★ 不安が強い子シリーズ ★☆
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