3歳の誕生日プレゼントのひとつとして買った図鑑(動物 新訂版 (講談社の動く図鑑MOVE))。
子供って絵本が好きな「物語型」と図鑑が好きな「図鑑型」に分かれると聞いていましたが、うちの子は今のところ「物語型」のようです。
全然図鑑読んでくれない!
子供はだいたい、物語型と図鑑型の2タイプに分かれる
小さな子供が興味を示す本によって、おおまかにですが子供の本来持っている性質を知ることができます。
絵本などのストーリーのあるものを好む「物語型」と、乗り物や動物などがたくさん載った本を眺めることを好む「図鑑型」です。
基本的に女の子の場合は「物語型」が多く、男の子の場合は「図鑑型」が多いようです。
確かに、図鑑を読み込んで博士のように知識豊富な子って男の子が多い印象ですね。
「物語型」の子供の特徴
「物語型」の子供は、人に興味があるタイプです。
最初に話し始める言葉も「おはよう」「バイバイ」など、人とのコミュニケーションに使われる言葉を多く使うようになります。
遊びもおままごとやごっこ遊びなどが好きな傾向にあります。
「図鑑型」の子供の特徴
対して、「図鑑型」の子供は物に興味を持ちやすいタイプです。
最初に話し始める言葉は「物や動物の名前」や、「飛んだ」「行っちゃった」などの動きの言葉も多いと言われています。
不思議だと思うとずっと観察するなど興味のあることにのめりこみやすい傾向にあり、遊びもプラレールや積み木遊びなどを好みます。
うちの子の場合、今のところ「物語型」
うちの子はこれまで絵本はたくさん読んできましたが、図鑑には興味を示すのかとても興味がありました。
一応女の子ですが、挨拶が苦手だったり人と積極的に関わっていくかといえばそんな感じでもないタイプです。図鑑型だったらどうしよう…と内心思っていました。
が、うちの子も女の子だったようです。物語型でした。
誕生日にあげた動物図鑑はまったく魅力を感じられないものらしく、一度手に取っただけで放置されてしまいました。動物園に行くのは好きなのになぁ。
物語型の子が興味を持てそうな図鑑活用法を考えてみた
とりあえず図鑑型ではなさそうだと安心しましたが、せっかく購入した図鑑…。
高かったのでなんとか楽しく読んで欲しいなと思って、物語型の子が興味を持てそうな図鑑活用法を考えてみました。
- 写真集として楽しむ
- 文字を読んで楽しむ
- 絵を描く際のお手本として楽しむ
単純に写真集として見る
購入した講談社の動く図鑑MOVEは大迫力の写真が目をひく図鑑です。大きな写真で生き生きとした表情が魅力。
本屋さんで他の図鑑もいろいろ見たけれど、これまでの図鑑(正面からの写真が並んでる感じ)とは全然違って、すごいなぁ!と思いました。
図鑑として興味が無いなら写真集として見るのはどうかね?と、子供に開いて見せてみます。うーん。やっぱり興味無さそうにどこかへ行ってしまいました。
挙句の果てには「はい!(お人形を手渡されて)これは閉じて!」だそうです。ダメです。細かく見てみるとこんなに面白いのにな・・・。
最近好きな文字を読んでみる
最近ひらがな・カタカナが詠めるようになったので、ひとりで絵本を読んでいたり私の文庫本を開いていることが多いうちの子。
文字を読んで「ここに おめでとう って書いてあるー!」と教えてくれたりします。大人の本が読めることが嬉しいらしいです。
↓ 先日開いていたのはこちら。
大人の本の読める部分だけを読んで、意味がわかる言葉を探して楽しんでいます。
以前こういうのがあると便利かもな・・・という理由だけで購入したこども ことば絵じてん 増補新装版 小型版はたまに開いて読んでいるのを見るので、この方法は成功するかも!
ウキウキしながら「これなんて書いてある?」と文字を指さして聞いてみると・・・「・・・ラ・・・イ・・・オ・・・ン!」と読んでくれました。
・・・しかし、自分からは読もうとはしてくれません。聞けば答えるけれど、やっぱり自分で開いて読みたくなるほどではない模様。
なぜだ。文字ばかりで挿絵も何もない文庫本をあんなにパラパラめくっているのに、なぜ図鑑はダメなんだ。
写真に重なった文字は読みにくいのかもしれません。
絵を書く材料(お手本)として使う
こうなったら何でもいいや・・・と、ふたりで図鑑を見ながらお絵かきをしてみました。
ライオンの絵を書いてみよう!
ライオンってどんな顔してるか知ってる?
ライオン…。
この本に載っているよ!
鼻はさんかくだねー。たてがみに隠れているけど耳があるね。
ふんふん!
結果、子供は写真を見ながら楽しく絵を書くようになりました!おぉ!なんかいい感じ。
しかも絵が格段に上手になってきます。「キリンの首の後ろ側には毛が生えてるね」と言うと、「ほぅほぅ!」と納得したように絵に書き足していきます。
すごい!今までなんの絵を描いているのかちょっと分かり兼ねる感じでしたが、図鑑を見ながら書いた絵は誰が見てもキリンになっていました。これ、使えるんじゃない?
本当なら動物園で写生をすればいいのだけれど、子供にはじっとしてない動物を写生できるほどの柔軟さはありません。
動物に向かって「動かないでー!」と叫ぶ姿が目に浮かびます。
うちの子くらいの小さい子には、図鑑を使って写生の真似事をするのは楽しいかもしれません。
うちでは絵をかくときのお手本として使うことに決定
まったく開かれずに可哀想な図鑑でしたが、これからはお絵かきの時間に図鑑を使うことにしようと思います。
そうなると植物や昆虫の図鑑も買ってもいいかなー。図鑑、集めると価格も高いので心配ですが、いろいろな物に興味を持つきっかけになるかもしれませんね。
(追記)5~6歳頃から図鑑大好きになりました。
特に生活に密着した内容の図鑑が好きなようです。やっぱり物語型だからかな?
中でも小学館のプレNEOシリーズは図鑑型ではない子でも興味を持って楽しく読めるのでおすすめ。
季節のことや生活の中で役立つ知識をいっぱい覚えることができます。
小学校のお受験対策などにも必須と言われているほど、様々な情報を網羅しています。
お受験予定はありませんが、役立つことは納得。もっと早く購入しておけば良かったなと思うほど、子供が食いつく図鑑でした。
あとは、くらべる図鑑やいちばんの図鑑も。
普通の動物図鑑には興味ないけど、こちらは読み物として楽しんでいるようです。
★☆ 子供へのプレゼントシリーズ ☆★
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