レビュー:発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ

この本を最初に読んだのは2歳前でしょうか。子供がなかなか言葉が出ずに療育に通うことになった頃だったと思います。

発語がないお子さんから問題行動のあるお子さんまで

通い始めた療育は母子分離型だったので、子供を預けた後に図書館で何冊も発達障害関係の本を借りまくっていました。たくさん借りて読んだ中にこの本がありました。読み始めてすぐ「あっ。覚えてやらなきゃいけない事がたくさんで覚えきれないから、これは買って手元にもっておかなきゃ!」と思いました。(・・・思っただけで買ったのはつい最近なんですけど。)

ABA(応用行動分析)を利用した言葉かけで発語を促す方法がたくさん書かれている本です。まったく発語のないお子さんから問題行動を持つお子さんへの対処法や親の気持ちの持って行き方まで。中はマンガやイラストが多く使われていて難しいものは苦手な人にもおすすめ。すごくわかりやすいです。

改めて読んでみると、あぁぁしまった!早く買っておけば良かったなぁと、1年前の自分を殴りたい気持ちになります。知らずに実践していたこともあるけれど、あぁ、こういう時はこうすれば良かったのかぁ!と思う内容も多くありました。もちろん、問題行動への対処や褒め方など今でも役立つ内容もたくさんです。

出てくる例が本当に日常あるある

毎日の生活の中ですぐできる!と書かれているとおり、出てくる内容は全て毎日の生活の中での出来事ばかり。上手な褒め方、子供が伸びる遊び方、癇癪を起こしたときの対処法なども載っているのですが、うちの場合は注意するときの声のかけ方が今の一番の課題になるかもしれません。

「○○しなさい!」と声掛けするより「こんなときはどうするんだっけ?」と質問するやり方は私も実践しています。しかも前もって声掛けをすると、本当に子供はそのとおりの行動をきちんとできるんです。何も言わない時に実践できなかったのは、まだ行動が定着していないから。前もって声かけをして気付かせてあげると「あっ。そうだ!こういうときは○○するんだった!」と子供は思い出すことができる⇒正しい行動ができる⇒褒められる!という流れに乗れるんです。

あと、読んでいて私は褒める言葉が足りてないなぁと反省しました。褒め方もたくさん載っているので、1日30個褒めるというのは私も実践してみよう。最初は何かをできるようになるとすごく嬉しくて褒めるのですが、そのうちに当たり前になってしまって、まだできない事のほうが気になってできたことを褒めるのを忘れてしまうのです。

できない事よりできた事に目を向けるっていうのは療育の一番大事な部分だと思うので、しっかり気を付けて子供に目を向けていかなくちゃいけないなぁ。これの積み重ねが自己肯定感を高めるんですよね。

いじめられた時の対処法は覚えておこう

最後に載っていた「いじめられた時の対処法」は今後絶対に避けて通れなさそうなので、しっかり覚えておこうと思います。私は小学校の半ばあたりからちょこちょこといじめを受けたりしていましたが、親には一度も言ったことはありません。親も気付いていなかったんじゃないかなぁ。

知られたら親が悲しむと思っていて、家では明るく元気にしていました。壮絶ないじめにはならなかったのでまだ私の場合は良かったのですが、テレビで自殺した子のニュースを見るたびに「確かに子供がいじめられていると知ったら親は悲しむけれど、打ち明けてもらえないほうがもっと辛い」というのに親の立場になってみてやっと気付きました。いじめにあったときに打ち明けてもらえるような親子関係をいまから作っていかなきゃね。

自分(親)の事も「私、頑張ってる!」と褒めるっていうのもすごく納得。家族にも「これ頑張ったの!」と褒めてもらえるように自己申告することを勧められています。そうだよね。おとうさんは日中は家にいないし、言われなきゃお母さんが頑張っていることをなかなか気付けないもんね。私も心配心配ばっかり言ってないで頑張ってマイナススパイラルから抜け出そう!

 ⇒ 発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ

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