不安が強い:慣れない乗り物がこわい。にはポジティブ発言が効くかも

飛行機乗りたい母と慣れない乗り物が苦手な子 日々のこと
飛行機乗りたい母と慣れない乗り物が苦手な子

うちの子は慣れない乗り物が苦手です。

電車が走るのを見たり、バスを見ると「わー!」と嬉しそうにするのですが、いざ自分が乗ることになると途端に「イヤ!乗りたくない!」と言い出します。

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子供の「知らない乗り物恐怖症」

先日、よく晴れた日に公園で遊んでいたら子供が空を見上げて言いました。

「あ!ひこうき!」子供は空高いところを飛ぶ飛行機の小さな音に気付いて嬉しそうに見上げています。

「飛行機だねぇ。いい天気だし、飛行機は雲の上を飛ぶんだよ。雲の上はすごく綺麗で飛行機の窓から外を見たら素敵だよ。・・・あー、飛行機ずいぶん長いこと乗ってないなぁ・・・。乗りたいなぁ。飛行機・・・。」と私が呟いていると、子供が苦い顔でいいました。

こども
こども

いや。ひこうきのらない。車にする。

おかあさん
おかあさん

えー?飛行機楽しいのにな。

じゃあ新幹線は?新幹線でもいいよ?

いとこのお姉ちゃんのとこに遊びに行きたいな。

こども
こども

いや。車!車でいけばいいじゃない!

おかあさん
おかあさん

うーん。車では行けない場所なんだよ。

こども
こども

車で行けるよ!車にして!

飛行機に乗って南の島に行ったり新幹線に乗って旅行に行きたい。そろそろ子供もそういう旅をしてもいいんじゃないかと思うんです。

小学校くらいになったらお父さんの田舎に子供ひとりで先に帰省とかして欲しいんだけどな。

乗る前は拒否だけど無理して乗ってみたら楽しめる

子供は初めての体験が不安で怖い

これまでの経験上、うちの子の場合は一度大丈夫と本人が思えたら次からは乗ることができるのですが、初めて見た知らない乗り物は経験が無いので必ず拒否します。

せっかく行ったサファリパークで見慣れない格子のついたバスに動揺して乗るのを拒否されたり、トロッコ列車に乗って行かなければたどり着けないアミューズメントパークの入り口で立ち往生したり。

あ、乗り物以外でもサーカスのテントに入るのも拒否されたなぁ。

乗りたくない理由は「知らない乗り物は不安で怖いから」なので、そういう時はとりあえず私が抱っこして大丈夫だと何度も言い聞かせてから抱いたまま無理矢理乗ることにしています。

乗ってみると「楽しかった!」と感じる

降りる頃には「楽しかった!」と言うし、本人も「乗ることができた!」という達成感を感じるのか、ご機嫌になります。

飛行機や新幹線も無理矢理乗せてみれば楽しんでくれるのかもしれないけれど・・・。

簡単に慣れるまでチャレンジできないぶん、エスカレーターやエレベーターと違って子供の乗り物嫌いは克服が難しそうな予感です。

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※ご注意ください※
無理矢理乗せるのは「乗ってみたら楽しかった」と本人が思えそうな乗り物の場合だけ。本当に揺れたりスピードが出るような怖い乗り物の場合は強いトラウマになりかねないので乗せません。うちの子の場合は本人が「大丈夫」と思えればわりと克服できるほうなのでこういう方法をとっていますが、お子さんによって異なると思うので注意が必要だと思います。

そういえば私も経験あった「知らない事は怖い!」という思い出

飛行機乗って旅行に行きたいのになー!と思っていたら、そういえば・・・と自分の子供の頃のことを思い出しました。

母親である私も子供と同じタイプだった

私が丁度子供と同じ3歳のとき、私と母とふたりだけで寝台列車(時代を感じるな)に乗ったのを思い出しました。

母とふたりでお弁当を食べたり、窓から流れる景色を見ておしゃべりした記憶。

大きくなってから「なぜふたりだけだったのか、あれはどこへ行く記憶なのか」と不思議に思って母に尋ねたことがありました。

すると母がこう言ったのです。「アンタ、叔父さんの結婚式のときひとりだけ飛行機に乗りたくないって泣いて、仕方なくふたりだけ寝台列車で行ったのよ。みんなと一緒に行ってゆっくり観光したかったのに!別行動ですごい時間かかって大変だったんだから!」と・・・。

なんだ。私も子供と一緒だったんだ。うーん。同じこと言ってるなんて親子だなぁ・・・。

私だったら抱っこして無理矢理乗せそうだけれど、母は私の意見を尊重してくれたんだなーと意外に思いました。よっぽど強く拒否したんだろうか。

経験を積めばある程度克服できる

私の場合は、不安が強くて初めての経験はどんなことでも怖いというのは今でも変わらないけれど、年をとった分経験ができて怖い事は少なくなりました

そういう性格なので、まったく不安に思わなくなることは無いとしても・・・。

子供には経験を積むことで「怖いけど面白かった」「不安だけど大丈夫」と思えるようになっていけたらいいな。

幸いにうちの子は「こわい!」とトラウマになりそうな経験をしたときも、ポジティブ発言で上書き可能なタイプ。

すぐに横で「今のびっくりしたねー!でも面白かったね!こわいけど面白かった!アハハ!(面白かったを強調)」とポジティブ発言をしておけば「ん?面白かった?・・・怖かったけど・・・面白かった・・・かも?」となるのです。

自分のことにはネガティブだけれど、子供の気持ち上書きのためのポジティブ発言頑張っていきたいと思います。

思い込みって大事だし、一番近くにいる人の言葉は心に残りやすいので大切です。

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