発達検査の2回目「心理検査」を受けてきました

経験が無い事はわからない 日々のこと

先日受けた発達検査1回目の「言語評価」に引き続き、2回目の「心理検査」を受けてきました。

検査は田中ビネーのやつと言われています。詳しい検査内容ではないので、検査の内容を知りたい人はあまり参考にならないと思います。

1回目の言語評価の様子はこちら。

発達検査の1回目「言語評価」を受けてきました
子供の発達検査1日目。「言語評価」を受けました。子供の凹凸がはっきり出ていてびっくりしました。テストの内容が少し出ているので、知りたくない人はお気をつけください。
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「心理検査」の検査前の子供の様子

医療センターで検査を受けたのは前回に引き続き2回目ということで、子供にはまた「なぞなぞとかが出るよ」と言ってありました。

本人は前回の検査が面白かったのか、次も頑張っちゃうぞ~とやる気マンマンな感じです。2回目で勝手がわかっていたため、あまり緊張せずに受けることができました。

そういえば、一度体験したことならそんなに不安にならずにのびのび対応できる場面も、最近はよく目にするようになりました。

前回はこうだったから大丈夫!という経験に基づく予測ができるような年齢になってきたからかもしれません。

「心理検査」の検査の様子

心理の検査ということで、どういったものなのか全然予習せずに行ったのですが、内容は「ん?学習ドリル?」という感じでした。

積み木を同じ数に分けたり、電車に乗ったぬいぐるみや積み木がトンネルに入って見えなくなった時の順番を答えたり、三角2つを組み合わせて四角を作ったり、ビーズを決められた通りに紐に通したり。

これまでやったことがあるような事ばかりだったため、結構スムーズに答えられていました。療育目的でやってきた事が発揮されたようです。

迷ったり悩んだりする場面もありましたが、前回よりはリラックスして、声も大き目。

今回の先生はひょうきんな感じで相性が良かったのか、緊張せずに最初からにっこり笑ったりしていました。

結果は「年齢よりちょっと上の正常範囲」でした

リラックスしてできたからなのか、心理検査の結果は年齢よりちょっと上の範囲内でした。

年齢でいえば6歳4ヵ月程度の発達なので、年齢よりもよくできたという感じです。これを聞いたとき、真っ先に思ったのは「じゃあ前回の結果と合わせると余計に凹凸が問題なのでは?」という事です。

でも先生に確認したところ、今日の結果はそこまで気にしないで大丈夫とのことでした。ひと安心。

ただ、やはり絵の状況を言葉で説明するような問題では、今日も年齢に対して言葉不足というか、足りない部分ではあるとのこと。

今後この部分を伸ばしてあげられるようにサポートしましょうという事でした。

今日の検査で言われたのはこんな感じ。

  • 合っているかをしっかりと確認しながらすすめていた。
  • ひも通しでは間違った部分をすぐ自分で気付いて修正できた。
  • 「わからない」という言葉を言っていいのか躊躇する姿が見られた。
  • 年齢に対して、説明する力が弱いと感じる。

ただね、今回の先生、検査の途中で「あ、解らないときはわからないって言っていいよ。最初に言うの忘れちゃった!」とか「わ!待って!ちょっと今、失敗したからもう1回最初からやるね」とか。結構うっかりさんタイプの人のような感じだったんですよ。

子供は「あれ?今回はわからないって言っていいって言われないな・・・」と内心思っていたはず。だからか、かなり悩んでから答えたりしていました。頑張ってたもんね。だから結果が良かったのかもしれません。

うーん。この検査って、うちの子のようなタイプはちょっとした言い方などで結果がすぐ変わるかもしれないなぁ。

うまくできなかった問題はやはり「言葉で説明する問題」

今回、子供が困っていた問題はやはり自分の言葉で説明する問題でした。

絵を見ておかしな部分を指摘する問題では、ホースが外れているのに水が出ている場面で「外れてる」とだけ言っていて、年齢に対して説明が言葉不足とのこと。

「黄色いお花には黄色い蝶々、赤い花には白い蝶々がとまるよ。お花にとまれない蝶々は何色で何匹?」という問題は、「黄色・・・のお花があと2つあったらピッタリとまれる」という、微妙な答え。合ってるけど答えとしては間違いです。

かなり難しい問題だなぁと思ったけれど、理解はしていました。答え方がちょっと変でダメなんですけど。

あと、「電車に乗り遅れたらどうする?」や「迷子になったらどうする?」という問題では、「乗り遅れたりはしない」と「お母さんを探す」と答えていました。

電車には乗らないと言って聞かないので乗った事(経験)がなくて不正解。迷子にも基本ならないので経験がなく正解は答えられませんでした。当たり前ですよね。

だいたい性格的にお店の人に「迷子になった」と伝えることはできない子のため、今までそういう風に指導したことはありません・・・。(お店の人に声なんてかけられない!と言われる)

「迷子になったら店から出ないで、あまり動き回らないでね。お母さんが探すからね」という約束はしています。通常の迷子対応(お店の人に迷子になった事を伝える)も教えておけば良かったです。

次は医師の総合判断

今回の検査で精神的には年齢以上に成長している事がわかりました。この2回の検査の結果をふまえて、次回は医師の総合判断を仰ぐことになります。

どうかなぁ・・・診断名が付くんだろうか・・・。

とりあえず2回の検査の内容から、素人判断では自信を持って言葉を発することができるようになれば良さそうな感じかなと思いました。精神的には年齢以上に成長している訳だし。

あと、私が「うちの子には難しいだろうと考えて教えていない事(迷子になった時や乗り遅れた時)も、やっぱり一般的な事は教えていかなくてはいけない」と感じました。

ただ、経験した事がない事を想像して対処する事は難しいかもしれないけれど、今後、たくさん本を読んで疑似体験を増やす事はできるんじゃないかな。

あと、自分に自信を持たせて「大丈夫!」と思う経験を積んでいけるようにサポートしていこうと改めて感じました。

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