子供って疲れて帰宅した時はとても機嫌が悪くて、怒って当たり散らしたり、泣いてしまったり、機嫌が悪いままでなんとも扱いづらいですよね。
うちの子は汗をかいたり雨でぬれたりすると嫌な気持ちになるようなので、学校からの帰宅後に気持ちを落ち着ける方法としてシャワーを浴びるようにしています。
家の外であった嫌な事を洗い流したように、シャワー後はだいたいニコニコしてすっきりした表情になるので助かっています。
今年も子供の帰宅後シャワーが開始され「夏がやってきたなぁ…」と思ったので、現在うちで実践している帰宅後の気持ちを落ち着ける対処法をご紹介したいと思います。
子供が帰宅後に荒れる原因とは?
うちの子は「不安が強い」「感受性が強すぎる」という特性のため、学校に通うことが他の人よりも辛く感じるようです。
- 見通しが立ちにくい場面で不安になる
- 怒られている人を見ると自分が怒られているように感じる
- 嫌なことがあっても嫌と言えない
- 人の視線が自分に向くのがこわい(手をあげて発表できない)
学校生活はたくさんのお友達との団体行動のため、見通しが立ちにくく不安になりやすいし、他の子が怒られている場面に出くわすことも多いです。
緊張して1日を終え、家に帰ってきた安心感と疲れで感情があふれ出してしまうのかもしれません。
嫌な事があったと涙をポロポロ流す日もあれば、小さなことで文句を言って絡んでくる日もあります。
どちらも、子供にとっては学校で外に出せずに我慢していた気持ちを吐き出している状態なんでしょう。
幼稚園の入園直後もありましたねぇ。幼稚園の頃の様子はこちら。

気持ちを落ち着ける対処法(小学生向け)
幼稚園の頃は抱っこして子供の気持ちが落ち着くのを待っていましたが、小学校に入学した現在は、少し対処法にも変化が出てきました。
自分でできることが増えたので、対処法も増えた感じです。
シャワーを浴びる
暑くなってくると、子供は重いランドセルを背負って汗だくで帰ってきます。
疲れて汗だくで気持ち悪くて…とても機嫌が悪い様子の時は「シャワー浴びてきたら?」と言っています。
実は幼稚園の年長さんの頃からなのですが、シャワーくらいならひとりで入れるようになった頃から暑い時の習慣になりました。
汗を流してすっきりするのか、上がった後に涼しいワンピースを着る頃には機嫌が直っています。
話を聞く
顔が強張って悲しそうな顔で帰ってきた時や、既に涙が出ている時は「どうしたの?話聞こうか?」と言っています。
両手を広げて抱きしめて話せそうなら話を聞きますが、話ができるようになるまで時間がかかりそうな場合は「疲れたね。嫌な事でもあったのかな」と無理して聞き出さないようにしています。
抱きしめていると気持ちが落ち着いてくるのか、そのうち自分で話をしはじめます。
おやつを食べる
なんだかイライラしていたり怒りながら帰ってきた時は、手洗いうがいをさせたら一緒におやつを食べます。
「今日はいいオヤツがあるよ!」と、いつもは出さないとっておきのおやつを出したりして気持ちが上向きになるようにします。
甘いものや大好きなおやつを食べると、人はしあわせな気持ちになるものです。
一緒におやつを食べながら「今日なんかあったの?」と聞くと、原因を教えてくれることもありますよ。
15分お昼寝する
イライラも限度を超すと親に変ないいがかりをつけて当たってきます。
いや、親だって人間なので理不尽に文句言われるとカチンときますよね。
話が通じないなぁと思った時は「疲れているみたいだから、ベッドで15分休んできたら?」と言います。
話を続けるとこちらも怒ってしまいそうになるので、距離をとるのです。
5~10分くらいで切り替えができて自分で起きてくる事もあれば、「10分延長したい」と言ってきたりもします。
幼稚園の頃から「疲れている(機嫌悪い)なら寝るとよくなるよ」と言い続けた結果、最近は自分で「疲れたから寝る」と言えるようになってきました。えらい!

放置する
寝る戦法も効かないくらいにイライラして怒っている場合は、親が子供と距離をとります。
「機嫌悪いんだね。おかあさん、仕事部屋にいるから落ち着いたら声かけてね」と言い、子供が落ち着くまで親が退出するのです。
寝ろと言っても聞けないくらい機嫌が最悪な時は、関わると大きな喧嘩をしてしまいます。
子供がリビングから動かない時は親が離れればいいのです。触らない。
子供が落ち着いたかなと思ったらおやつに誘ったり、シャワーをすすめたりして気分転換させるようにしています。声かけてみて、まだダメだと思ったら再度親が避難です。
気持ちをコントロールするのは大人でも大変
こういう方法はアンガーマネジメントのひとつになるのかわかりませんが、自分なりの対処法をいくつか持っていると安心です。
大人だって怒りを抑えたり自分の気持ちをコントロールするのは難しいです。
子供なら、うまくできなくて当たり前。自分でも対処できない気持ちが溢れて親に当たってしまうのです。
子供もやりたくてやっている訳ではないはずなので、正面から受け止めて同じように怒らないようにしたいです。
子供も親も、何度も試して自分にあった対処法を見つけておけば、子供が大きくなった後も困った時の助けになるかもしれません。
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