子供が「問題ないかもしれないけど一応…」と通っていた療育先の先生から発達検査を勧められ、あっという間に検査を受けることになりました。
プロの目には問題ありだったということでしょうか?
今回は初めての発達検査前に行われるカウンセリングに行った際の記事を書きます。
診断の記事をまとめて読むときはこちら
発達検査を受ける医療センターでの様子
とうとう子供が発達検査を受けるセンターで、検査前のカウンセリングの日になりました。
今日は初めての病院に行くよ。お母さんはそこで先生とお話があるから、ちーは他の先生と遊んで待っててね。たぶん楽しいよ!
わかった!
何事も心構えさせておくことは大事ですからね。初めてのことに弱い子は特にね。
医療センターは目で見て理解できる工夫がいっぱい
初めて行く医療センターは普通の病院とはまったく違って、病院というより公民館とか福祉館とかに近い感じでした。
完全予約制なので数組の親子がいるくらいで人もまばら。受付を済ますと、案内があるまで子供と広いキッズスペースで遊び始めました。
普通の施設と違って、靴を脱ぐスペースや本棚・おもちゃの棚には大き目に目で見て理解できるような図解の指示(靴を脱ぐ場所とか静かにとか)が貼ってあります。
やはりここは医療センターなんだなぁ・・・。
遊ぶ子供のそばで私も本をめくっていると、丁度、学習障害のあるお子さん達の集団療育が終わったところでロビーに降りてきていました。
みんなにこにこ落ち着いていて、何も問題を抱えているようには見えません。なんだか普通の塾かなにかに来ているような錯覚に陥りました。
カウンセリング前の身体測定
優しそうな女性のスタッフの方が名前を呼んで、「体重と身長を図りたいので移動しましょうね」と言いました。
子供は黙って頷いてブロックを片付けると靴を履いてスタッフの方について行きます。
すごく素直です。あまりよく知らない人の前だと我儘いいません・・・。
廊下の先の保健室のような部屋で、スタッフのお姉さんが壁に貼られた絵(身長を図っている男の子)を指さして「靴を脱いで、こんな風にできるかな?」と聞きました。
ちーは頷いで靴を脱ぐと、絵と同じように身長と体重が同時に図れるスケールに乗りました。
つい先日、いつもの小児科で測ったときには逆向き(身長のスケールに顔をつけて)に乗っていたので、絵を見せて指示を出すことってやっぱり有効なんですね。
その後、「これからこの診察室に入るから、部屋の前の椅子に座って待っていてね」と言われてふたりで座って待っていました。
子供はキッズスペースに戻ってまた遊びたかったようで、小声で「あっちに行きたい」と言いましたが「待っててって言ってたから待ってようね」というと納得したようでした。
初めての場所では勝手に歩き回ったりしません。怖いので・・・。
医療センターのスタッフさんは優しそうな人ばかり
待っていると、さっきとは違う女性のスタッフさんがやってきました。こちらも優しそうです。
診察室に通され、もうすぐ先生がいらっしゃいますよーなどと言っていると、これまた優しそうな女性の先生がやってきました。私と挨拶した後、子供に向かっても挨拶します。
優しそうな女性の人ばかりです。子供は挨拶にもじもじして私の顔と先生の顔を交互に見たりしていました。
ただ、見事に目力のある人がいないので、子供は療育先のような緘黙症状っぽいものが出ません。大丈夫かな…。
子供が遊ぶ様子を見て発達観察します
部屋の半分ほどにプレイスペースが作られており、先生がおもちゃを出して遊びに誘います。
私が「明日は先生と遊ぶよ」と言っていたことが本当になって、子供はとっても嬉しそうです。私は部屋のもう半分の机と椅子があるスペースで座って様子を見ていました。
遊びながら様子を見るんだなぁ・・・と、スタッフさんと先生と3人で楽しそうに遊ぶ様子を見ながらどきどきしていました。
ここまでの様子を見る限り、何も問題がありそうな子には見えないです。これは「いい子にしすぎ」じゃない?。
初めての場所、初めての人にはいつもこんな感じです。
いつもの様子から、ちょっとこれは予想していました。本当にこれでいいのだろうか・・・?療育先での子供の様子を動画にでも撮ってくればよかったかな…。
次は初めてのカウンセリング(2)を書きたいと思います。
診断の話をまとめて読むときはこちら
その後、幼稚園入園後に受けたカウンセリングはこちら
就学前に受けた田中ビネーの様子はこちら
コメント