【発達障害検査】初めてのカウンセリング(1)

日々のこと

子供が「問題ないかもしれないけど一応…」と通っていた療育先の先生から発達検査を勧められ、あっという間に検査を受けることになりました。

プロの目には問題ありだったということでしょうか?

今回は初めての発達検査前に行われるカウンセリングに行った際の記事を書きます。

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発達検査を受ける医療センターでの様子

とうとう子供が発達検査を受けるセンターで、検査前のカウンセリングの日になりました。

おかあさん
おかあさん

今日は初めての病院に行くよ。お母さんはそこで先生とお話があるから、ちーは他の先生と遊んで待っててね。たぶん楽しいよ!

こども
こども

わかった!

何事も心構えさせておくことは大事ですからね。初めてのことに弱い子は特にね。

医療センターは目で見て理解できる工夫がいっぱい

初めて行く医療センターは普通の病院とはまったく違って、病院というより公民館とか福祉館とかに近い感じでした。

完全予約制なので数組の親子がいるくらいで人もまばら。受付を済ますと、案内があるまで子供と広いキッズスペースで遊び始めました。

普通の施設と違って、靴を脱ぐスペースや本棚・おもちゃの棚には大き目に目で見て理解できるような図解の指示(靴を脱ぐ場所とか静かにとか)が貼ってあります。

やはりここは医療センターなんだなぁ・・・。

遊ぶ子供のそばで私も本をめくっていると、丁度、学習障害のあるお子さん達の集団療育が終わったところでロビーに降りてきていました。

みんなにこにこ落ち着いていて、何も問題を抱えているようには見えません。なんだか普通の塾かなにかに来ているような錯覚に陥りました。

カウンセリング前の身体測定

優しそうな女性のスタッフの方が名前を呼んで、「体重と身長を図りたいので移動しましょうね」と言いました。

子供は黙って頷いてブロックを片付けると靴を履いてスタッフの方について行きます。

すごく素直です。あまりよく知らない人の前だと我儘いいません・・・。

廊下の先の保健室のような部屋で、スタッフのお姉さんが壁に貼られた絵(身長を図っている男の子)を指さして「靴を脱いで、こんな風にできるかな?」と聞きました。

ちーは頷いで靴を脱ぐと、絵と同じように身長と体重が同時に図れるスケールに乗りました。

つい先日、いつもの小児科で測ったときには逆向き(身長のスケールに顔をつけて)に乗っていたので、絵を見せて指示を出すことってやっぱり有効なんですね。

その後、「これからこの診察室に入るから、部屋の前の椅子に座って待っていてね」と言われてふたりで座って待っていました。

子供はキッズスペースに戻ってまた遊びたかったようで、小声で「あっちに行きたい」と言いましたが「待っててって言ってたから待ってようね」というと納得したようでした。

初めての場所では勝手に歩き回ったりしません。怖いので・・・。

医療センターのスタッフさんは優しそうな人ばかり

待っていると、さっきとは違う女性のスタッフさんがやってきました。こちらも優しそうです。

診察室に通され、もうすぐ先生がいらっしゃいますよーなどと言っていると、これまた優しそうな女性の先生がやってきました。私と挨拶した後、子供に向かっても挨拶します。

優しそうな女性の人ばかりです。子供は挨拶にもじもじして私の顔と先生の顔を交互に見たりしていました。

ただ、見事に目力のある人がいないので、子供は療育先のような緘黙症状っぽいものが出ません。大丈夫かな…。

子供が遊ぶ様子を見て発達観察します

部屋の半分ほどにプレイスペースが作られており、先生がおもちゃを出して遊びに誘います。

私が「明日は先生と遊ぶよ」と言っていたことが本当になって、子供はとっても嬉しそうです。私は部屋のもう半分の机と椅子があるスペースで座って様子を見ていました。

遊びながら様子を見るんだなぁ・・・と、スタッフさんと先生と3人で楽しそうに遊ぶ様子を見ながらどきどきしていました。

ここまでの様子を見る限り、何も問題がありそうな子には見えないです。これは「いい子にしすぎ」じゃない?。

初めての場所、初めての人にはいつもこんな感じです。

いつもの様子から、ちょっとこれは予想していました。本当にこれでいいのだろうか・・・?療育先での子供の様子を動画にでも撮ってくればよかったかな…。

次は初めてのカウンセリング(2)を書きたいと思います。

 

診断の話をまとめて読むときはこちら

【2歳3ヶ月】療育先で初めて発達検査を勧められた話
子供が2歳3ヶ月の頃、場面緘黙症のような症状が出て療育先から発達検査を勧められた時の気持ちや状況のことを書きました。プロの目からみると、うちの子の様子はグレーどころか真っ黒だったんだと思います。
【発達障害検査】診断予約までの待機時期に気付いたこと
発達障害の検査のカウンセリングを受けるための待期期間、問診票に書き込むために子供の様子をじっくり観察しました。確かに問題がたくさん見えてきたのでまとめてみました。
【発達障害検査】初めてのカウンセリング(1)
子供が2歳の時に療育先からすすめられて発達障害の検査を受けるべくカウンセリングに臨んだときの話(1)です。子供はすごく良い子で緘黙症状も出ないので、心配になってきました。
【発達障害検査】初めてのカウンセリング(2)
初めて行った発達検査前のカウンセリングで先生に子供の様子を伝えましたが、年齢相応の発達と言われて検査を受けることができませんでした。すごい良い子にしてたからな…。

その後、幼稚園入園後に受けたカウンセリングはこちら

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就学前に受けた田中ビネーの様子はこちら

就学相談準備:発達検査のカウンセリング予約をしました
年長になる前の就学相談準備として、発達検査のカウンセリング予約をしました。発達検査は病院にもよると思いますが半年待ちくらいなので早めに行動がオススメらしいです。
カウンセリング:うちの子は自閉症スペクトラムの受動型(たぶん)
発達検査の前のカウンセリングを受けたら典型的な「自閉症スペクトラム」の行動ねという風に先生から言われました。検査するまでもないのかもしれません…。
発達検査の1回目「言語評価」を受けてきました
子供の発達検査1日目。「言語評価」を受けました。子供の凹凸がはっきり出ていてびっくりしました。テストの内容が少し出ているので、知りたくない人はお気をつけください。
発達検査の2回目「心理検査」を受けてきました
発達検査の2回目。「心理検査」を受けてきました。こちらは年齢相応な結果が出ました。テストの内容が出ているので、知りたくない方はお気をつけください。
発達検査(田中ビネー)の結果を聞きに行ってきました
発達検査(田中ビネー)の結果を聞きに行ったのですが、現在のところ日常生活に支障が無いことから「さ行の訓練でもしてみるか」と言われました。え?診断は?結局どうなったのかよくわかりませんでした…。
ST(言語聴覚療法)を受けに行ったら、2度目の発達検査だった
STと聞いていましたが、行ってみたら前回結果の良くなかった発達検査(田中ビネーの言語評価)でした。結果、年齢相応でしたが、特徴はあるということで要経過観察となりました。

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