「やってあげること・やってもらうこと」が当たり前と思わない

獲物のとりかた教えます 日々のこと

冬休みも終わり、子供は無事学校生活を開始しました。

自宅大好きでお出かけすると早く帰りたいという子なので、長期休みの後は学校に行きたくないと言い出さないか心配ですが、今回もなんとかなりました。(良かった!)

冬休みのあいだは子供と自宅でのんびり生活していましたが、その間に過干渉について考えることがあったので記事にしたいと思います。

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子供から受けた注意「お母さん、コレ忘れてるよ」

以前から気にはなっていたのですが、大きくなってきた子供から注意されることが増えました。

こども
こども

お母さん、コレするの忘れてるよ。

例えば外出先に子供用の飲み物を持ってくるのを忘れたとか、学校に提出する書類を書き忘れたとか、そういうことを子供に指摘されるのです。

おかあさん
おかあさん

あ、忘れてたわ。

とにかく私は忘れっぽい親(不注意型)なので、忘れないように注意するということが苦手です。頑張りますが、苦手なので完璧には無理なのです。

あぁ、未就学児の頃は「ごめんごめん」で済ませていたことですが、ある程度子供が大きくなってくると自分のことは自分でやっていただきたいなという気持ちも出てきます。

そこで、少しずつ子供にも話をすることにしました。

自分のことは自分でできるようになれば「大人」

子育てのゴールがあるとすれば、それは自分ひとりで自分のお世話ができるようにすることです。

自立というやつですね。

おかあさん
おかあさん

お母さんは忘れっぽいから、頼ってばかりだと

あなたが困ることになります。

お母さんも気を付けるけど、もう小学生になったから

あなたも自分のことは自分で気を付けるようにしていこう。

こども
こども

えっ。なんで?

お母さんの仕事でしょ?

おかあさん
おかあさん

自分のことは自分でできるようになるのが「大人になる」ことだからです。

今までは小さかったからあなたのお手伝いをしていたけれど

そろそろ自分のことは自分でする練習もしていこう。

大人への一歩だねぇ。

発達に気になる点があった子供を育てていると、気にするあまり過保護過干渉になりがちです。

このへんで気を引き締めて、年齢にあった「自分でできることは自分で」を徹底させていこうかなと思っています。

先回りして手助けをしてあげることは、親の自己満足には繋がっても子供のためになりませんからね。

過保護と過干渉の違いは?

でも、過保護と過干渉って似ているけれど、どう違うのかなと思ったので調べてみました。

過保護 ・・・ 子供が望んでいることをやってあげること
過干渉 ・・・ 子供が望んでいないことまでやってあげること
私は過干渉気味な親に育てられたので、納得です。
確かに、私の親は「良い母と周囲から思われること」に重点を置いていたので、私が自分でやるからと断ると怒り狂っていました。本当に迷惑だった。
子供が成長しても「あなたにはムリ」と言っていつまでも子供扱いをします。今でも。
こういう事が子供の自立を阻むのだなぁ…。
過保護も、子供が望んでいるからとはいえ、きちんと成長に伴って手を放していくのが大切なんですね。

「やってあげること・やってもらうこと」は当たり前ではない

子供は、小さい頃からやってもらっていた事は「お母さんの仕事」なのだと考えていたようです。
こども
こども

これはお母さんの仕事ではないの?

おかあさん
おかあさん

違うよ。

大人になると自分の事は自分でするよ。

子供のあいだは、大人になるための練習をする時間なのよ。

こども
こども

そうか…。

早く大人になりたいとよく言う子なので、その後もいろいろと自分なりに考えているようでした。

なんだかこういう話をすると、すぐ子供が旅経つわけでもないのに涙が出そうになりますね…。

「やってあげる」より、「やり方を教える」のが自立への道

うちでは、これまでも子供が興味がありそうなことは一緒にやりながら「やり方を教える」ということをしてきました。

これからは、できそうなことは全部「やってあげる」から「やり方を教える」にシフトしていこうと思います。

こども
こども

○○してほしい。

おかあさん
おかあさん

じゃあ、一緒にやってみようか。

「やってあげる」ことは簡単ですが、「やり方を教える」ということをしていけばそのうち自分でできるようになります。

そうやって一歩一歩できるようになって、自立していくんだなぁ…。

親は一生子供のお世話をしていける訳じゃないし、自分でできることが増えれば子供の世界はどんどん広がります。

うちには過干渉な母と、何もできない子供部屋おじさんの兄がいるのですが、共依存状態のふたりを見ていると、子育ての失敗は恐ろしいと感じます。

親が子供の成長の妨げにならないように気をつけつつ、私も子離れするべく自分の人生を歩まなければと改めて思いました。

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