先日の記事(怒りスイッチ発動:なぜ日曜日になるとお父さんと子供の仲が悪くなるのか?)では書いているうちにちょっと熱くなってしまって、お父さんのことを悪く書きすぎてしまいました。
ごめんなさい。
二人に挟まれてなかなかうまいこと対処できない
怒鳴るように子供を叱るお父さんに辞めてほしくて、子供の前で喧嘩もしたくなくて、ちょっと手で制すようにして静かに「やめて」と言ったことで、お父さんは傷ついたんだろう。
子供の態度云々より、私の態度に怒っているのではないかと思います。あぁいう場合はどういう風にとめたら良かったんだろう。
お父さんの気持ちはわかるけど怒鳴るのはやめてって言えば良かったのかな?怒鳴るのやめてって言ったら「怒鳴ってない!!」と返されました。
いや、子供が怯えてる時点でアウトだと思うんだけど。そう思ったことが顔に出てたんだろうか。うん。出てたな多分。
お父さんとしてはダメなことをした瞬間にバシッと叱りたいのですよね。私の宥めてから・・・というのは問題外なわけで。
うちの子のような不安の強いタイプを叱るデメリットについても話をしたことがあるんですけど、やはり理解してはもらえませんでした。
私が話をするからだろうな。反発する心があるとすんなり話って入ってこないよね。
お父さんと私では、根本的に人生の捉え方が違う
お父さんは「人生は辛いことばかり派」です。
私は自分で好きな事を選んでいけば「人生は楽しい派」です。
お父さんの考え方と私の考え方の違い
うちのお父さんは「人生は辛い事ばかりあるんだ。親がいつまでも守ってやることはできないんだ。嫌なことや傷つくことに大きくなってからぶち当たるよりも強く育てたい」といいます。
大きくなってからもずっとは親が助けてあげることはできないのだから、自分で何でもできるしっかりした人間になって欲しいのだそうです。
私は「人生は楽しいことや面白いことがいっぱいあるから、自分の好きなことを好きなように思いっきり楽しんで欲しい」と思っています。
辛い事ばかりじゃないよと伝えたい。私もいじめられたり嫌なこともいっぱいあったけど、それでも大きくなれば自分で自分の楽しいと思える道を選択していける。
だから子供には心配しないて上を向いて高く飛んで欲しい。遠くの私が見られなかった世界までワクワクする心を持って人生の旅に出て欲しい。
私は憧れつつも遠くまで飛んでいけるような勇気はない地味タイプなので、子供にはのびのびとしたなんでも楽しめる人間に育って欲しいのです。(私は最初は心配症だけど、ある程度心配したらもう心配することに飽きるタイプなんです・・・中途半端なの)
お父さんといくら話し合ってもかみ合わない
確かに人生には辛いことがたくさんあるかもしれない。けど、だからといって親が辛く当たる必要があるの?それで強く育つの?
お父さんの言葉を聞いて内心「あー・・・」と思いました。
根本的なとらえ方が違い過ぎるから話をしてもかみ合わないんだなぁと、しみじみ感じたからです。
人生を強く生きるための育て方って?
私とお父さんのどちらの考え方が正しいかはわかりません。だって私は集団からははみ出るタイプなので。ただ、お父さんの考え方だと人生辛いだろうなぁ・・・ということは思います。
管理職向いてないだろうなぁ。部下にも同じように接しているとしたら・・・どちらも辛そうだなぁ。
親は子供に敢えて辛く当たるべきなのか?
人生を強く生きるための育て方ってどんな感じなんでしょうか。私が今まで出会った人の中で「人生楽しそうだなぁ」と思ったのは「自分が愛されるべき存在だと信じて疑わない人」です。
考え方が真っ直ぐで生き生きしていて、辛い事も跳ね飛ばすような人でした。
その方はすごく素敵な人だったのでそういう人だから愛されて当然ねとその時は思っていたけれど、今、子育てするようになって自己肯定感のことを知れば知るほど「これか」という気持ちになるのです。
自己肯定感を頑張って育ててあげられたら、あの人のように辛いことも笑い飛ばして楽しいことに夢中で飛び込んでいけるパワフルタイプになれるんじゃないかなぁ。
そのために親が子供にしてあげられることは子供の頭を押し付けるように叱ることじゃなくて、大丈夫だから高く飛んでごらん?って支えてあげることなんじゃないかと思うんですけど・・・それはお父さんにとっては甘やかすことになるのかなぁ。
励ますことと甘やかすことは違うような気がする
この話をするとたぶんお父さんの根本的な部分の否定と取られそうな予感がするので、私から迂闊に話をすることができません。なんせ説明下手なので。
お父さんにとっては集団からはみ出ず人に迷惑をかけず静かに良い子でいられるような子を目標としているのだと思います。
うーん。それでもいいとは思うんだけど、子供に発達障害の特性が見られる以上、そこに到達するのは難しいと思う。
叱られて叱られて・・・普通の子以上に辛い思いをして到達できるかどうかわからない場所を目指すのは辛そうだなぁ。
私は自己肯定感は低く育てられてはいるけれど、自分の好きな事を好きなように楽しむことは認めてもらえていました。というか結構放任だったのだと思う。
「こんなこともできないなんてバカね」とは言われていたけれど、やりたいことはやらせてもらえていたので幸せなほうでした。
大人になって「あぁ、まったく褒められずに育ってきたと思っていたけれど、もしかしたら自分の特性が邪魔をして褒められていることは頭に入ってこないでダメだと言われたことばかりが記憶に残っているのかもしれない」とも思う様になりました。
自分の子供をどんな風に育てればいいのか・・・。子供が生まれるとわかった頃からずーっと悩んでいます。そしてこれからも悩んで、死ぬまで悩むんだろうなぁ。
自分の育てられた方法だとまずいという事だけは解るのですが、子供と自分が同じタイプとは限らない。
子供によっても向き不向きがあることだし、正解なんて人生が終わるくらいまでわからないことですからね。子育てって難しいですねぇ・・・。
価値観の違う夫婦で教育方針を揃えることは難しい
とりあえず、本当は夫婦一緒の教育方針が良いとは思うけれど、私達夫婦が足並みそろえるためにはまだまだ経験が足りないと思うので、今のところは私の思う方向に勝手に舵を切ってみたいとおもいます。
また幼稚園に入った頃に発達検査を受けることになるだろうし。診断がおりるかどうかはわかりませんが、そういう結果が伴ってこないとお父さんとの歩み寄りは難しそうだなと感じています。
お父さんが子供に嫌われていく残念な様子はこちら










最近は子供が大きくなってきて癇癪も少なく落ち着いているため、わりと仲良しの父と子になっています。
お父さんも子供の癇癪時のワガママさが自宅の中で家族の前でだけだということに気付いてきたからかな。怒ることも少なくなりました。よかった!
コメント