先日、3歳になったうちの子。
通知が来ていたので朝から3歳児検診に行ってきました。
通知を見た途端ガックリ。また検尿か!
封筒が大きかったので「ん?」とは思ったのですが、検尿容器が入っていました。
検尿・・・。また検尿・・・。先日苦労して終わったのにまた検尿か!
最近は夜のあいだもおむつが濡れていないこともあるので、ドキドキしてポケットティッシュを準備しました。
最近は小細工おむつに気付いて嫌がる
しかも、最近はこういう小細工したおむつを履くときに「なんか入ってる!」と怒ったりするため、ぐっすりと寝た後・・・夜中に黙っておむつの中に入れることに。
しかしこの日は私の不穏な行動を察知したのか、ふと寝室に顔を出すと寝ていると思っていた子供がしょんぼりとした顔でベッドに座っています。
泣くこともせず、喋ることもなく、ただ座っています。これはたぶん夢から覚めて半分覚醒した状態。いわゆる寝ぼけてるってことですね。
仕方なく添い寝してまた寝かしつけ、自分も半分眠くなったところでポケットティッシュをおむつへ入れました。
小細工おむつでの検尿失敗、そして諦める
そして次の朝、どうかな~?と見てみると・・・無残におしりに張り付いたポケットティッシュがありました。
ほんの少しだけ濡れています。あぁぁ。寝相が悪すぎてズレたか。
私の入れ方が甘かったのかもしれません。がっくりしながら新しいオムツにポケットティッシュをセットし、起きてから家を出るまでの時間に再チャレンジを試みました。
しかし、朝ごはんを食べた子供はウーン!とふんばり始めます。いやいやいや。出して欲しいのはそっちじゃない。
あわててトイレへ誘いますが「いやなの!」と、頑なにティッシュ入りのおむつへ排便。
あぁぁぁぁ。もうダメだ。会場でトイレに行ってできるとは思えないので、もう検尿は再提出(違う日に尿だけ提出しに行く)することにして諦めました。
3歳児検診会場は落ち着いてる
前回1歳半検診を受けたのと同じ会場へ着くと、受付で問診票や聴力検査、視力検査(簡単な検査を家でやって記入しておきます)の結果、母子手帳を提出。
たくさんの親子が待合室で待っています。
1歳半検診時は暴れる子や元気に走り回る子が多かった印象ですが、3歳児検診ともなるとみんなお母さんの横にきちんと座って大人しく待っています。
絵本を読んだりおしゃべりをしていたり。みんな落ち着いてるなぁ。
一応検尿カップを頂いてチャレンジしてみる
検尿は提出できなかったので、一応と検尿コップを頂き、「おしっこしたくなったら言ってね」と子供に伝えて待ちました。
うーん。コップにおしっこするなんて今までやったこともないし、できるとは思えないのでコップと一緒に頂いた再提出用の日程表を見ながら次回こそは・・・と思いました。頑張ろう。
3歳児検診の内容はこんな感じ
問診では自分の名前も言えなかった
まずは助産師さんや保健師さんによる問診。ここで発達具合もチェックされます。
呼ばれて子供と並んで椅子に座ると、優しそうな保健師さんが「お名前は?」と聞いてきます。子供は初めて会う人に緊張気味。
お名前言えるかな?と聞かれると、きゅっと口をむすんで指を3本立てて3歳と伝えました。しゃべるのはイヤなんだな。
私が車の中で「お名前は?何歳かな?」と練習しながら来たせいで名前は言いたくないけれど3歳ならしてもいいよという感じです。いや。まだ聞かれてないし。
指差しは上手にできました
次に子供にカードを見せて「イヌはどれ?」「車はどれ?」「大きいのはどっち?」「長いのはどっち?」など質問をしていきます。
子供は恥ずかしがりながらもきちんと指差しで答えていました。
次に子供に紙とエンピツを渡して「お母さんと少しお話するから、お絵かきしていてね。」と言われます。子供は頷いてお絵かきを開始。
私は「おうちでは喋りますか?」「自分で着替えをしたがりますか?」「ジャンプや片足立ちができますか?」とか問診票を見ながらいろいろと質問をされます。
療育先に通っていることをお話して、知らない子は苦手だけれど療育先で慣れた子とはおしゃべりもできるということを伝えました。
自宅でおしゃべりできていれば問題なし
お話をしている途中で子供が鉛筆を置き、紙を無言で保健師さんに差し出しました。「書きましたよ、見てください」って感じ。
保健師さんはすごいねーとたくさん褒めてくれて、その言葉に子供もにこにこ。少しだけ緊張がほぐれたのか小さい声でお話もするように。
保健師さんは「恥ずかしがり屋さんなんだねー。でもおうちでおしゃべりできているなら心配ないですよ」と言ってくださいました。
歯科検査の恰好(慣れない事)が苦手
歯科検査の体勢はいつもと違って怖かった
問診のお部屋を出て、次は子供と隣の歯科検査のお部屋へ。持ってきていた歯磨きセットでハミガキしてから先生に見てもらいました。
いつもの歯医者さんと違って、ここでは診察台が無いのでおかあさんが子供を向かい合わせに抱っこして、向いの先生のお膝へ仰向けに寝転がって見てもらいます。
先生の前に行くまではなんともなかった子供。仰向けでいつもと違う恰好をさせられたことで顔はどんどん歪んて「ひぃぃぃ」と目に涙が溢れてきます。
慣れないことに弱いので、この体勢は苦手なんだろうな。
サッと診察を受けて元に戻されても「うぅぅ」と泣きそうになりましたが目をごしごしと拭いて我慢していました。良かった!
ただ、2ヶ月に1回は歯医者さんで見てもらっているので、以前指摘のあった虫歯になりかけの3か所を指摘されました。
うちの子は乳歯が弱いほうなのか頑張って磨いても虫歯ができてしまうタイプのようで。
前に形成不全の指摘を受けたこともあったので母子手帳に残っている内容から「乳歯が弱くても永久歯も絶対弱いってことはないからね。今のうちに頑張って歯磨きの習慣をつけてくださいね」と言われました。
悪い子の真似はとっても楽しそうで魅力的
悪いことをしている子は楽しそうに見える
次は身体測定と医師による診察です。おむつ1枚で身長体重を測り、診察室に呼ばれるまで肌着姿で待っています。
その間にウチの前で順番を待っている男の子がおむつ1枚で高いベッド上ではしゃぎはじめました。高いところでバタバタ暴れると危ないのでお母さんが注意して降ろされていました。
それを見ていたウチの子・・・。小声で「ちーもやりたい」と座っていたベッドの上に立ち上がると男の子の真似をしだします。
なぜだ。どうしてイタズラする時だけ積極的なんだ。楽しそうと思ったのかなー。
一応危ないよと注意してやめさせましたが、うちの子の「やってみたい」の基準はこういう男の子のイタズラや楽しそうな様子を見たときに発動します。
最近少なくなってきたと思ったのに、まだ安心できないなぁ。
医師の診察の前には不安を少なくしておこう
こういう待っている時間はだいたい次に何があるかを子供に説明しておきます。
「今から先生のところへ行って、もしもしをされるよ」「注射はしないよ」などと言っておくと不安が大きくなりにくいので、落ち着いていられるようです。
「注射はしないよ」は必ず言います。言わないとすごく不安そうな顔をして、ちょっとしたことで泣いたりするので、できるだけ不安は取り除いてから行動をするようにしています。
そうこうしているうちに先生の待つ診察室に呼ばれ、診察。
目の様子や顔つき、手足の様子や肌などをチェックされます。母子手帳を見ながら予防接種の有無などをチェックされて終了。なにも問題はありませんでした。
3歳児検診、心配だったけど無事終了
1歳半検診では、言葉が出てなかったり個別相談で落ち着きがないことを相談しました。
結構あの時を境に「発達に問題があるんじゃないか」と思い始めていろいろ悩んだり療育に通うようになったり激動だったなぁ。
でも、3歳児検診は尿検査以外は問題もなく無事終了することができました。
3歳児検診は発達にも重点を置いてチェックされるようです。その3歳児検診で問題ナシと言われて良かったなぁ。
既に療育に通っているから細かいことは見逃されて問題と言われなかっただけなのかもしれませんが、それでも心配していたのでほっとしました。
検診の結果って担当になった保健師さんや助産師さんにもよるような気がするなぁ・・・。
もしうちの子が今回の優しそうな保健師さんじゃなくて苦手なタイプの方だったらもう速攻で問題ありになったと思う。
私は今まで当たったことは無いけれど怖そうな人や言い方がきつそうな人もいると聞いたことあるので、そういう人に当たらなくて良かったです。
もし子供の様子を見て「苦手そう・・・」と思ったら、素直に担当チェンジ(なんかいかがわしいお店みたいな言い方でスミマセン)を申し込んでもいいものなんでしょうか?
普段の子供の様子をちゃんと見てもらえないのは悲しいので、なんとかうまく子供がリラックスして検診を受けられるように、こういう場ではチェンジありでお願いしたいなぁと思います。
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