祖母の毒が子供に・・・。母の口の悪さと私の受け取り方について考える

汚れたから捨てちゃえー! 日々のこと
汚れたから捨てちゃえー!

先日、実家に遊びに行った際に子供が「ばぁば、お雛様飾ったから見に来てね!」と言ったようです。

そんな事言うかなぁ?びっくり。

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両親(祖父母)が遊びに来ました

本当はうちの親が「見に行きたいなぁ!」とか言ってその言葉を引き出したんではなかろうか。

子供自らそんな事を言うような感じではないので、そう思いましたが「じぃじとばぁばが遊びに来るよ」と伝えると子供はとっても楽しみにしていたのでまぁ、いいか・・・と思っていたのでした。

子供が親以外の人と触れ合う機会は基本的に嬉しい

楽しく一日を過ごし、私もちょっと子供を遊んでもらえたので別室でのんびりお茶を飲むことができて楽しかったのです。

療育には通っているもののほとんどの時間を親である私と過ごすので、たまにこういう風に違う人に遊んでもらえると刺激になっていいなぁと思います。

同じおもちゃで遊ぶにしても全然遊び方が違うもんね。

別室でボールを投げてキャーキャーと大騒ぎするのを聞きながら楽しそうで良かったなぁと思ったり、子供と遊びながらも私に向かってご近所や知り合いの下世話な話をする母に「変わらないなぁ」と思ったりした一日でした。

近所の同級生の出生の秘密とか私にこっそり教えなくていいから!次会った時に微妙な顔しそうだから!

後で母の口の悪さが子供に移っていてぎょっとする

両親が帰り、子供とふたりでのんびりしていた時のことでした。

言葉のチョイスが直接的でこわい

子供が大好きな毛布をくるりと丸めたものを「これ、汚れちゃったから捨てちゃえー!」といって私のほうに放り投げてきました。正直、ぎょっとしました。

「いやいや。汚れたからって捨てないよ。毛布投げたらかわいそうだし、大事にしてたものでしょう?」と言うと「ばぁばはそう言ってたよ?」と子供は不思議顔・・・。

昼間に子供と母(祖母)が別室でキャーキャーとボール投げをしていたと思っていたのは、本当はこのボール状に丸めた毛布を「捨てちゃえー!」と言いながら投げつけ合っていたのでした。なんてこと!

物を大切にする子供であって欲しい

別に毛布を丸めて投げ合いっこしてもいいよ。

でもその「捨てちゃえー!」っていうの、必要?汚れたから捨てちゃえーっていう思考、ひどくない?捨てちゃえーっていいながら相手に投げつけるってどういうこと?

なんかもう無邪気な子供の口から「これ捨てちゃえー!」って、正直衝撃なんですけど。

子供に「これ投げ合いっこしてもいいけど、捨てちゃえーっていう言葉はあんまり良くないからやめようね」と伝えたところ「え?でもばぁばはそう言ってたよ?」と納得がいかない顔でした。

善悪の判断は大人が握っている

子供にとってはただ投げる合図のようなものなんでしょう。うん。そうなんだけどね。ばぁばは口が悪いんだよ・・・。

お友達と遊ぶときにそんな言葉を使って欲しくないし、汚れたから捨てちゃえー!と投げ捨てる行為がもうお母さんには理解不能なんだよ。

私は物を大事に扱って欲しいんだよ。ボールを投げるのはいいけれどぬいぐるみやお人形さんの頭をつかんで投げるのとかはかわいそうだから反対なんだよ。

やっぱり母はナチュラルに毒を振りまく

母がどんな考えでそういう遊びをしたのかはわかりません。

母は子供の毛布好きを嫌がっていた

子供が手放せない大好きな毛布をずっと「また毛布持ってる」と揶揄して笑ったり子供っぽいと嫌がっていました。

定期的に洗ってはいるけれどちょっと汚れてくったりした毛布を見て、手放すことができるようにそういう行動をさせたのかもしれません。・・・まぁ、無いと思うけど。

でも毛布を手放すときは「もういらなーい!」と投げ捨てるのではなくて「今までありがとう」という気持ちを込めて手放して欲しいのです。

母とは言葉のチョイスが合わない

昔からこういう言葉のチョイスが母とは全然合わなくて、よく「そういう風に言うのやめて」という事が多かったのです。

しかし母は「そんな風にとるなんて神経質ねぇ。そんなつもりで言ったんじゃないのに。あーこわいこわい」という感じ。

子供に対する言動で「そういう事を子供に言うの、やめて」と言うと上記のセリフに「お母さんに怒られちゃった!こわいお母さんねぇ」というセリフが追加されます。

母が普通なのか?私の受け取り方が悪いのか?

もう、ほんとに嫌だ。

母が悪気があってそういうことをしているのではなくて、本当にただ単に口が悪いだけだというのは理解しているのですが、なんか子供が影響されるのが本当に嫌です。

子供の扱いがうまくて楽しませるので子供はばぁばのことがとても大好きです。それはわかります。

子供もまだ言葉の意味を理解せずに真似をしていることもわかります。でも、なんか気になってしまう。

言葉をそのままの意味で受け取りすぎている?

それは私が「言葉をそのままの意味で受け取りすぎている」からなんだろうか?

「あなたは橋の下で拾ってきたの」とか「本当はうちの子じゃないのよ」とか「言う事きけないなら出ていけ」とか、しょっちゅう軽い気持ちで言われていました。

そのたびに胸が苦しくなっていた子供の頃の気持ちを思い出します。

ディスるのが日常会話にちりばめられすぎていて、こういうのが普通なんだと何でもない風を装いながら大きくなってきましたが、やっぱり嫌でした。

ちょっとした冗談が通じないのは発達障害と関係あり

発達障害の特にアスペルガーの傾向が強い人はこの特徴が出たりします。

言われた事しかできないとか、言われた言葉の裏に隠された相手の気持ちを汲むことが苦手なのです。

私はその特徴が強いために母の言葉が心に刺さってしまい、自己肯定感を下げる要因になったのではないかと思います。

母は一般的には「口は悪いけど気のいいおばちゃん」なんだろうな。

子供にもこの傾向があるか悩む

子供が自分と同じように言葉に必要以上に傷つくタイプかどうか・・・今の段階では何とも言えないけれど、似てるような気がするのであまり毒には当てたくないなぁ。

母は孫溺愛なのにやっぱり言葉はどうにもならないようです。

悪気ないから会わせないという選択肢は取りませんが、会わせた後にギョッとすることが多いので訂正必須。

しれっと寡黙な父も毒舌なので、やっぱり土地柄ってあるのかなぁ・・・。

もともと口の悪い地域だとは思っていたけれど、こんな風に強く思う様になったのはやっぱり家を出てからです。仕方ないのかなと感じるばかりです。

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