先日、子供の幼稚園の運動会がありました。
前日からお弁当を仕込んだり朝からバタバタして遅刻しそうになったし、お父さんは仕事でお昼前から1時間ほどしか参加できず。
ビデオカメラも出産前に買ったものなのでそろそろ不具合が出てきてうまく撮れなかったり・・・。
なんだか大変な運動会でした。
子供もわたしも疲労困憊の運動会だった
私は朝から揚げ物をしてお弁当作りでぐったり。そして子供はギリギリまで好きなアニメに夢中で準備が進まず遅刻スレスレ。
お父さんは泣きながら仕事に出かけ、見たかったかけっこが終わった時点で会場入りで涙。
そして会場ではママ友いないお母さん(挨拶くらいはするけれど世間話や井戸端会議が苦手)なので延々子供のビデオを撮ったり写真を撮っておりました。これも疲れたなぁ。気疲れってやつですね。
子供は仲のいいお友達とふざけたり、かけっこで転びそうになりながら走ったりして楽しそうにやっていました。
心配していたダンスもちょっと止まり気味ではあったけれど、踊っていました。(自宅ではキビキビ踊れるが、大勢の中で踊ると視覚情報が多すぎて他の事に気を取られてダンスが止まってしまうような感じ)
発達障害児と運動会の悩み
発達障害児で運動会の悩みといえばピストル音ですよね。
聴覚過敏でピストル音が辛い
バーーン!という大きな音や鳴るまでの時間がドキドキして怖い子は多いんじゃないかなぁ。聴覚過敏がある子であればもう耐えられないくらいの音なのだろうなと思います。
ピストル音は普通の大きさの音でも、聴覚過敏の子にとってはものすごく大きな音に聞こえるので、恐怖でしかないのです。
これは聴覚過敏の本人じゃないとなかなかわかりづらいし、理解されにくい辛さです。
療育のお友達も苦手な子、多いです。療育の先生も「あれ(ピストル)、必要ないよね!」とご立腹でした。
でも、幼稚園としては会場全体に聞こえないと見ているお客様に伝わらないから大きい音をと思うんでしょうね。
お年寄りとかはピストル鳴るのが当たり前と思ってるし、小さい音で運動会を行うのは難しいのかなぁ・・・。
うちの子は不意打ちのほうが苦手
子供も苦手だったらどうしようと思っていましたが、うちの幼稚園ではピストルではなくたいこの合図でした。
いや、それでも重低音のドォォーン!という音を聞いて私はドキッとしたのですが、子供は毎日幼稚園で練習した成果なのか、気にすることなく走っていました。
まぁ、スタートダッシュは遅かったのでやはりちょっとドキッとしていたとは思います・・・。
確かに1~2歳の頃は花火も笑って見ていたし、工事の音もビクッとはしますが大丈夫です。
聴覚過敏と言われる程ではないものの、駐車場の回転灯などが急に鳴るのは苦手です。
鳴ると判っていて心構えをすると大丈夫なので、不意打ちが苦手なんですね。
大人になると慣れてくる人も多い
知り合いに聞いてみると子供の頃はピストル苦手だったよ~という人って案外多いです。そうですよね。
誰だって走る前は緊張してドキドキするし、音にびっくりしますよね。その感じる音が本人にとってどの程度か?って話なのですよね。
私もピストル苦手でしたが、大きくなってからはしょっちゅうライブに行っていたことを考えると、大人になるにつれて多少は慣れて大丈夫になるのでしょう。(内心はドキドキするし苦手だけど表面上は何もない程度には耐えられるって感じで)
そういえば幼稚園に通い始めた頃はうちの子も「園庭で遊んでたら、急に大きな声がするから怖い(園内放送)」と言っていましたが、1学期が終わる頃にはまったく気にする様子はなくなりました。
うちの場合は「あれはね、先生がご用事があるから呼んでるのよ。幼稚園は大きいから大きな声じゃないと聞こえないからね」と伝えたところ、そういうものか・・・と心構えができたようで気にならなくなったようです。
多分、本人は今でもちょっとドキッとしてはいるんでしょうが「あぁ、用事があるから呼ばれてるんだ」と理由が判っているので大丈夫なのだと思います。
他のお子様の場合はどうかわかりませんが、うちの子の場合はしっかり理由を理解すれば苦手なことも耐えられることが多いです。
よくわからない事が怖いという気持ちを大きくしているのかもしれません。
運動会苦手な皆様、お疲れ様でした
昔から運動会の音楽もせかされているようで嫌だったし、ピストルも怖かったし、運動会は全体的に騒がしくて苦手でした。
急にワーッ!と盛り上がる声援の声とかもびっくりするので怖い。急に立ち上がる人とかもギョッとするので苦手。
軽い聴覚過敏?な私でも嫌な事いっぱいの運動会で良い思い出などほぼ無いのですから、大きな音が本格的に苦手なお子様や見守るご家族の方はどんなにか大変だろうなぁと感じました。
本当にお疲れ様でした。昔に比べると騒音問題もあるし控えめな運動会になってきているとは思いますがやっぱり大変。
今回のたいこの音もそうですが、最近では過敏な子のためにいろいろな支援が進んできています。
大きな音が苦手な子のためにイヤーマフ(耳当て)を準備している学校も多いようです。苦痛を感じるくらいに苦手な子の場合はそういう対策を取ってあげるのも大切ですよね。
あ。どうでもいい事ですが、去年ウチも並んだ願書受付の行列が今年もできていました。もう20人くらいはいたかな。
ぎゃー。お疲れ様ですー!と思いつつ去年の事を懐かしく思い出しました。
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