昨日の「トイレトレ:お風呂でおしっこしてはいけません。」の記事の続きです。あれからお風呂に入りたがらず、毎日お風呂前に押し問答のような状況が続いています。昨日も大騒ぎでした。
お風呂はおしっこしたらいけないから・・・
根気強くお風呂に入りたくない理由を子供に聞いたところ、「お湯が嫌いだから」「お風呂嫌いだから」というような言い訳を言いつくした後、本当の理由「お風呂はおしっこしたらいけないから」というのを教えてくれました。
お風呂でおしっこしたくなったら困るから(そういう状況になるかもしれないと思うと不安で入れない)お風呂に入るのを拒否していたようです。「お風呂に入る前におしっこしたらいいんだよ。トイレとかおまるとか。脱衣所におまるを持って行ってお風呂に入る?」と提案してみるものの、渋い顔で「イヤ」といいます。トイレとおまるではおしっこできないと思っているからでしょうか。
「おしっこしてからお風呂に入ったら大丈夫だからしてみようよ」と言ってもお風呂と同じくらいイヤなので返事もしません。しつこくお風呂へ誘う私に「もう!あっち行ってー!ひとりでお風呂入って!おかあさんとはお風呂入らない!」と言い始めました。これはもうダメだ・・・。
これまでもお風呂を渋っていて、私が先に入ってしまうと寂しくなって追いかけてくることも多かったので、先にお風呂に入ることにしました。しかし、途中で何度もお風呂から誘うも返事もせず。覗いてみるとトランポリンの上でぐぅぐぅ寝ていました。
お父さんと入ってもらおう
仕方ない。後で帰ってくるお父さんと一緒にお風呂に入ってもらおう。
歯磨きもしていないからその後でちゃんとさせてから再度寝かせることにしました。最近「お風呂入らない」とごねる⇒私が先に入り、出てくると一緒に入りたかったとごねる⇒ふたりでお風呂に入りなおす・・・ということが頻発していたため、なんとかしたいと思っていたところでした。
あぁ、私が甘いのかな。でも少し強めに怒るとお風呂入りたくない・・・みたいなことになるもんな。
叱らない子育てをしているつもりはなく、ちゃんとダメなことは理由を言ってしてはいけないと言うようにしているのですが、それでは甘いのかなぁと思うことも多く、いつも「甘やかして育てている状態なのでは・・・」と不安になります。
きつく怒ることは子供の自己肯定感を低くするとわかっているのに、トイレトレーニングがなかなか進まないことなどもあって、まったく自分の育児に自信がもてません。
お父さんが帰ってきたので子供がお風呂に入っていないこと、歯磨きもしていないこと、これから起こすので一緒に入って欲しいと伝えました。すると、お父さんはため息をつき「だからきつく叱らないとだめだって。」と、予想通りの言葉・・・。
私はしょんぼりしながら「でも、療育先の先生にトイレトレが進まないことで相談したら、無理にさせないでくださいって言ってたよ。今回お風呂に入らなくなったのも、私がちょっと強めにお風呂でおしっこしたらいけませんって言ったことが原因なんだよ。うちの子にきつく叱るしつけは合わないんだと思うよ。」
そういうと、お父さんは「そりゃ先生はそういう風に言うかもしれないね。仕事だから。」・・・。
そんなこと言われても・・・。
お父さんのチャレンジ
お父さんは早速子供を起こし(寝ている途中で起こされると機嫌が悪い)、ギャンギャン泣く子供を抱っこしてお風呂へ向かいました。脱衣所からは延々と子供がなく泣く声がこだまします。大丈夫かなぁ・・・。
でも、お父さんは声を荒げることなく説得している様子。任せてみよう・・・とそのままお父さんの夕食の準備をしていると、ずいぶん経って泣き声が聞こえなくなりました。落ち着いてきたかな。
結局、夕食の準備ができてもお風呂からは水音は聞こえてきませんでした。そして、顔を真っ赤にした子供とお父さんがそのままの服装で「ちょっと落ち着いた」と出てきました。お風呂に入ることは一時断念したようです。
子供は走って私の足にしがみつき、泣いてはいないものの渋い顔。お父さんは「ごはんから食べよう」とぐったりした様子。
とりあえず、子供にりんごを剥いてあげて、3人で食卓を囲みました。子供はご機嫌になって「3人で食べると美味しいね~」などと言っています。
最近すごく気難しくて『お母さんとごはん食べない』とか『お風呂入らない』とか言われるの。『おやつはお母さんが食べ終わってから(一緒に食べない)』とか。
・・・反抗期?
第一次反抗期かもね
・・・それはもう仕方ないね。
お父さんは私が今まで「2時間も子供ともめてお風呂に入らないから辛い」と言ってもその辛さにピンとこなかったようですが、自分が30分ほどもめてみてやっと意味が分かったようです。
子供の機嫌が良くなってお父さんが夕食を終わらせたのを見計らって再度お風呂に誘ったところ「お母さんと入る」と言って聞かず、結局私がもう一度子供とお風呂に入ってその日は終了しました。
お父さん、お風呂入っているあいだにお皿洗ってくれてありがとう。
お店屋さんでピンクのトイレ買おうね
そして、今朝のことです。子供はすっきりした顔で起きてきて、言うのです。「今日、療育先から帰ってきたらおみせ屋さんに行ってピンクのトイレ買おうね!」・・・!?どういう意味だろう。ピンクのトイレ欲しいの?ピンクのトイレならおしっこできそうなの?
子供に尋ねると、微妙な顔をして頷くようなやっぱりダメかもというような変な顔をしていました。でも、何度もピンクのトイレ買いに行こうねと言うのです。なんだ。なんなんだ。どうしてそんな気分になったんだ。
よく解りませんが、昨日私が2時間説得しているあいだに言った言葉 「今はおしっこをオムツにしているけれど、もう少しお姉ちゃんになったらオムツが小さくて入らなくなるよ。大きいオムツって売ってないの(嘘)。だから、今のうちにトイレとかおまるでおしっこできるように練習していたほうがいいと思うなぁ」とか「トイレでおしっこできないと、かわいいお姉ちゃんにはなれないんだよ(最近かわいいお姉ちゃんに憧れている)」がひっかかってそんな気分になったのかもしれません。
とりあえずうまくいくかはわかりませんが、本人がそういうのでお店でピンクのトイレを探してみよう(おまるも補助便座もあるのに・・・)。仕方ないので、今度はトイレに乗せるだけの補助便座をふたりで見てみて、本人が気に入ったら購入してみたいと思います。
追記:トイレトレ卒業しました【うちの場合】
その後、私の奮闘とはまったく関係ない感じでうちのトイレトレーニングは終了しました。今読み返すとこの頃はかなりトイレトレ、煮詰まってたんだなぁ…。
トイレトレーニングを終えてみて感じたことをまとめました。トイレトレにはお母さんのメンタルケアが必須ですよ。
お父さんの何気ない言葉でお母さんが追い詰められると、うちのように子供に当たったり子育て全般の自信を失ってしまう可能性もあるので、気を付けて。
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