知らない子と遊びたい:キッズスペースでうちの子がとった行動

一緒に遊ぼうってなかなか言えない

先日、雨がふったのでショッピングセンターの小さなキッズスペースに行きました。そこは店内にいくつか休憩スペースとして点在しているもので、プレイマットを四角くクッションで囲まれていて乗って遊べる動物のクッションが3つあるだけの小さなものです。

キッズスペースで遊びたい

丁度そこには3人姉弟が遊んでいて、近くのソファーからおじいちゃんが見守っています。うちの子は楽しそうに遊ぶ姉弟を見て「私も遊びたい」とかけて行きました。

靴を脱いでスペースへ入って行ったところまでは元気だったのですが、姉弟が新しく入ってきたうちの子をじっと見た途端に恥ずかしくなったのかもじもじ・・・。「おかあさんも来て!」と焦って手招きしてきました。3姉弟はそれぞれどうぶつクッションに跨って遊んでいます。「ちーも乗りたいの!」と小声で私に伝えてきます。

「貸してーって言ってごらん」「こういう時は一緒にあそぼーっていうんだよ。」と促してみますが、「いや!おかあさんが言って来て」と私の手をとってぐいぐい押してきます。自分で言うのは嫌だからかわりに言ってもらおうと思ってるな。「いやいや。お母さんは大人だからここには入れないよ。自分で言っておいで」「イヤ!」・・・

揉めていると、おじいちゃんが気を使って一番大きなお姉ちゃんに「貸してあげなさい」と声をかけてくださいました。お姉ちゃんは乗っていたどうぶつクッションを近くまで持ってきて子供に貸してくれました。「貸してくれてありがとうね。ごめんね。」私からお姉ちゃんとおじいちゃんにお礼を言って、子供にも「お姉ちゃんが貸してくれたよ。ありがとうって言えるかな?」と促します。「・・・イヤ」・・・。うーん。

子供はなかなか知らない人に話をしません。知ってる人にも挨拶はしません。祖父母にも会って10分くらいはもじもじとしていて慣れるまではしゃべりません。「すみません。人見知りでなかなかおしゃべりできなくて・・・」「ごめんね」とおじいちゃんやお姉ちゃんに言っていると、子供はそろそろとクッションに乗って遊び始めました。

話はしない。でも一緒に遊びたい

最初は姉弟のことを意識しつつもひとりで遊んでいた子供。そのうち、3姉弟の弟の真似をしながらクッションから飛び降りたりして遊び始めました。声掛けはできないけれど、一緒には遊びたいんです。ニコニコしながら真似をして一緒に遊んでいる気になっています。でも近づいたりはしないし、話しかけもしません。

そんなうちの子に3姉弟も困惑気味。なんだこの子は・・・という感じで距離を測りかねています。でも、うちの子は一緒に遊んでいるつもり。そのうちに緊張もほぐれたのか、ちょっと離れた場所からどうぶつクッションをズルズルと引きずって3姉弟の輪に入っていきました。

・・・いや、入ったっていうか・・・割り込んだっていうか・・・入っただけっていうか。まぁ、突然知らない子が笑顔だけど無言でやってきて、隣に座ってにこにこしてたら「・・・ちょっと・・・なに?」って思うよね。困惑気味の3姉弟に「ご・ごめんね。なかなか喋らない子なんだ・・・あそぼーとか言えたらいいんだけど」と私が言うと困った顔のお姉ちゃんはこくんと頷いてくれました。

ひとりっ子だからこんな感じ?

おじいちゃん「ひとりっこ?大人しい子だねー。うちは3人もいるから大騒ぎでうるさいからうらやましいよ」私「はい。ひとりっこなんでなかなか輪に入るのが苦手で・・・姉弟がいたらもっとたくましくなるのかなぁと思うんですけどねぇ・・・」おじいちゃんと私が話をしている間も、無言でにこにこのうちの子にどう接していいのかわからない3姉弟を見ていたんですけど申し訳なくなってしまって「そろそろ帰ろうか」と子供に声をかけました。

子供は「うん」と素直に靴を履き、バイバイだよと言うと3姉弟とおじいちゃんにバイバイーイ!と手を振りました。(好きな人にも苦手な人にもバイバイだけはできる。)子供は「楽しかったねー」と言いながら元気に歩いて帰路につきました。・・・楽しかったのか。やっぱりか。

確かに姉弟がたくさんいたら違うのかもしれません。でも、私は知ってるんです。私、3姉弟の末っ子ですから。姉弟いても私はうちの子とおんなじで話すのが苦手だったし輪に入るのも苦手でした。姉弟が手を引いて入れてくれ、自分から入る苦労も無く過ごしていたのであまり問題は感じませんでした。程度が軽くはなったかもしれませんが、改善はされなかったような気がする。

結局「話すのが苦手」「挨拶苦手」「知らない人苦手」っていうのが私や子供の性格なんだなぁ・・・。最初のあそぼっていうのだけでもできたら「一緒に遊びたい」という気持ちはあるので楽しい時間を過ごせると思うのですが、なかなか一言が言えません。

「おかあさんが言って」っていうのも、自分のかわりに他人の手を使って物を取るクレーン現象に通じるものを感じます。「一緒に遊ぼう」って言葉、もう場数をふんで体得してもらうしかないんだろうなぁ。親の私が未だに苦手な言葉なので心が痛みますが、黙って見守っていきたいと思います。

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