3歳のお誕生日プレゼントの中に1冊だけ動物の図鑑を入れました。
買ったのは本屋さんでいろいろチェックして選んだ「動物 新訂版 (講談社の動く図鑑MOVE)」です。
図鑑に興味を示さない子は「物語型」なのか?
うちの子は動物は大好きです。動物園も大好きです。
なのに、せっかく買った動物の図鑑はまったく開こうとしません。
これって、うちの子は「物語型」ということなのだろうか…。
図鑑はすっかり放置のうちの子。親が読んでいると怒る
お友達のお子さん(男の子)は2歳から図鑑に釘付けで大好きらしいと聞いたので、うちの子もそろそろ・・・と思ったんですけどね。
大きくて図鑑自体が重いので子供が自ら持ち運ぶことがしにくいらしく、図鑑を開こうとはしません。
一緒に見てみようよと図鑑を開いて誘うのですが、拒否されてしまいます。
せっかく買ったのだからと親が開いて眺めていると怒り出す始末。
図鑑セットを買うか悩んだけれど、今のところ様子見の1冊だけで良かったな。
でも、そんな年齢のお子様のためにDVDがついているのですよね!と、ワクワクしながらDVDを再生してみましたが・・・。
楽しみにしてたDVD、NHKのスペシャル映像だった!
うちの子の場合、DVDの映像をちょっと見ただけで「もう見ない!消して!」と怒られました。なんでだ。
「ダーウィンが来た」だの「地球ドラマチック」だの「プラネットアースⅡ」だの、いつも見てるじゃないか。
というか…あれ?すごく楽しみにしていたDVDだったけど、よく見たら見たことある映像ばかりだなぁ…。
買う前にちゃんと調べればよかったのですが、この図鑑についているDVDはNHKのスペシャル映像でした。
そして再編成した映像では簡単な説明しかされていなくて物足りない・・・。
ということで、子供は図鑑もDVDも完全拒否となりました。
本屋さんで図鑑を見せても不機嫌なのでそうなるんじゃないかなと思ってはいましたが、うちの子はやっぱり物語型の脳のようです。
物語型と図鑑型とは?
子供の脳は物語型と図鑑型に分かれるそうです。
物語型は「人間関係に敏感なタイプ」で図鑑型は「物の因果的な成り立ちに興味を持つタイプ」だそうで。
女の子の80%は物語型。うちの子は女の子だし、私も人間関係苦手ながら物語型なのでそうだろうなぁとは思ってましたが、こんなに拒否されるとは思いませんでした。
図鑑系の本は無視されますが、物語性のある本はとても好きです。
最近は文字が読めるようになったこともあって、持っている本はわりと暗記しています。
長めの本「しずくのぼうけん (世界傑作絵本シリーズ)」も、内容は覚えていて若干アレンジしながらひとりで楽しんでいます。
最近は「空想遊び」がブームのうちの子
先日はお風呂で子供が浴槽の横に立って言いました。
お母さん!ほら、イルカがいるよ!たくさん泳いでいるね~。
エサをあげよう。あっ。飛んだよ~。
えっ?何事?(困惑)
突然のお風呂での空想遊び。子供が急に始めるので、聞いている側はびっくりします。水族館でイルカのショーを見たので印象に残ったのかもしれません。
コップを渡され「餌をあげよう。」というので「餌はなに?」と聞くと「お魚!」だそうです。ふむふむ。
その日は見えないイルカにエサをあげ、ジャンプする様を想像して手を叩いたりしました。
空想遊びには話を合わせて想像力を養おう
空想遊びを始めた子供には「そんなものいない」とか言わずに、話を合わせて想像力を養うほうがいいそうです。
リビングで本を読んだりしていると、突然子供が私の手を引いて言いだします。
お母さん!ほら!キリンがいるよ!
毎回、突然すぎてびっくりします。あぁ、今日は動物園か?
話を合わせて部屋中を歩きながら見えない動物を指さして子供と話をします。「プレイリードッグは今日も寝ているね」とか。
日々見ていると、雲をおにぎりみたい!と喜んだり、ヤシの木を緑の花火が上がってると言ったり。
想像力はたくましそうなわが子です。想像でお話を作るのも好きだしなぁ。
ただ、想像力っていってもいろいろあって、今子供が夢中になっている空想遊びは想像力というより妄想力という感じがします。
発達障害と想像力の関係性
発達障害を持つ子供は想像力に乏しいことが原因で定型発達のお子さんとの間に認識の違いや物事の捉え方の違いがでてくると言われています。
発達障害の特性のひとつである「想像力の欠如」というのは「相手の立場に立って物事を考える力」が足りていないということ。
私は妄想力は強いけれど、相手の立場に立つということが苦手なので、子供も私と同じタイプかもしれません。
こういう力はどうやって育んだらいいのかな。
とりあえず物語の絵本をたくさん読んで疑似体験を増やしたり、子供と話をして「絵本の中の登場人物の気持ちを想像する遊び」を続けていこうと思います。
★☆ 想像力のシリーズ ☆★
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