再現遊びとごっこ遊びが混在中。想像力を養うごっこ遊びの広げ方は?

思考がぐるぐるする 日々のこと
思考がぐるぐるする

先日、ごっこ遊びと再現遊びの違いのことを書きました。

うちの子は2歳代はかなり激しく再現遊びをしていて、それを私はこの子とおままごとすると指示が多すぎて疲れる・・・と思っていました。

子供の思ったとおりにならないと癇癪を起こすので、一緒に遊ぶとかなり疲れるんですよね。

スポンサーリンク

子供の遊ぶ様子を意識してみてみよう

以前の記事でも書きましたが、ごっこ遊びなのか再現遊びなのかをチェックするには、同年代のお子さんと一緒に遊ばせることが一番です。

再現遊びってなに?と思われた方は前の記事をご確認ください。

そうだったのか!:あれは「ごっこ遊び」じゃなくて「再現遊び」だったのね。
うちの子のおままごとは「ごっこ遊び」じゃなくて「再現遊び」だったのか!と気付いた時の話。違いがわかってモヤモヤがなくなりました。

ただし、3歳頃の子供は、定型発達の子でも再現遊びをします。

なので再現遊びをするから心配!ってことではないらしいのですが、自分の子がごっこ遊びをまったくせずに再現遊びばかりだとやっぱり気になります。

再現遊び?ごっこ遊び?現在の状況はこんな感じ(少し緩和してきた)

これまでうちの子とおままごとをすると、相手は常に指示される状態になっていました。

こども
こども

これはこっちに置いて!

〇〇って言って!

それはしないで!

おかあさん
おかあさん

…ハイ。(疲れる)

以前はかなりこの傾向が強かったです。

ただ、少し成長したせいか、最近は意図していなかったことが起きても結構笑って楽しんでくれているような気がします。緩和されたのかな?

例えば、子供がうさぎさんファミリーのお家でおままごとをしている時で状況を説明してみます。

  1. うさぎファミリーでおままごとをする
  2. 急にうさぎ以外のおおきなお人形が乱入(イレギュラーな状況)
  3. 大きなお人形が家からはみ出ていても子供は笑っている
  4. 大きな人形用に大きなイスを用意してくれた(イレギュラーを受け入れた)

これ、以前なら絶対に「入ってこないでー!」と怒っていた状況です。

ということは、この日にやっていたおままごとは、再現遊びではなくごっこ遊びだったということですね。ごっこ遊びもやるようになってた!

完全再現でないとダメな時もある(現在の再現遊び)

うちの子が再現遊び(イレギュラーを嫌がる)を全然しなくなったかというと、そうでもありません。

ふんわりとしたおままごと(うさぎファミリーなどの)では少なくなりましたが、完全なる再現遊びをやっている時もあります。

それは、療育の先生の真似です。そりゃあモノマネしてるんだから、先生がしないことをすると「それはしない!」と怒られます。

先生がしている順番と逆のことをすると「はんたい!」と怒ります。ふむ…。

その日に療育先であった出来事を、忠実に再現しようとするのです。セリフも動きも。そういう時は忠実に再現遊びを楽しんでいるのだと思います。

やっぱりごっこ遊びと再現遊びが混在していますね。

「人の真似」は大事な成長のステップ

今、うちの子はまだまだ大きいお姉ちゃん達のテンポの速いごっこ遊びには付き合えない程度ですが、ちゃんとごっこ遊びも楽しめるようになってきていることがわかりました。

先ほど、再現遊びばかりするのは心配といいましたが、ダメだからやめさせなきゃいけないという訳ではありません。

実は、いろんなことができるようになる為には「人の真似」は大事な成長のステップです。

なんでもできる人のことを見て、真似て、そして自分でもできるようになるそうです。

最初は再現遊びから、想像力がついてきていろんなパターンのごっこ遊びが楽しめるようになるのかもしれません。

ごっこ遊びを意識して子供が思いつかない展開にするのは難しい

ごっこ遊びで子供の発達に刺激を与えるには、いろんなパターンで自由に楽しむのが良いらしいです。

なので、子供とのおままごとに付き合う時はできるだけ子供が思いつかないような展開にしてやろうと考えながら話すようにしています。

ふたりで遊んでいても再現あそびかどうか判断しやすいですしね。

ただ、基本的に母親である私もごっこ遊びが苦手なタイプなので、この自由なパターンが辛い。

基本的に定番の流れができているおままごとにイレギュラーな展開を・・・というのは、もう即席で毎回ストーリーを作るってことです。

わたし、よくある流れで安心するタイプなのですぐ疲れちゃうんです。

細かいことには子供は拘らないし、適当でいいんだと思うのに、自分が気になってうまく進められません。自由に面白可笑しく・・・なんでもありだ!と思えばいいのにね。

私が思いつくような話はそんなに面白くもなく、あぁ、やっぱり私は少し想像力が足りないなと考えてしまいます。

そんな時は場所や道具を変えてみる

ごっこ遊びがなかなか広がらずマンネリだなと感じたら…おままごとをする場所や道具を変えてみましょう。

  • 公園で葉っぱや砂を使ってやってみる
  • 折り紙で食べ物やお皿を作ってやってみる
  • ダンボールや紙に絵を書いてやってみる
  • ベランダで敷物を敷いてやってみる
  • 今までやったことのない業種のお店を想定してみる

同じ場所で同じ道具を使うから同じ流れになりやすいんですね。こんな風に考えると、わりと簡単にマンネリ脱出できそうです。

私はもともと思考がぐるぐる回って全然前に進めないタイプなのですが、こうやって文字にして書きだしてみると、案外いい方法が見つかりました。

同じ流れのおままごとに苦痛を感じているお母さんは、ぜひいつもの場所といつもの道具から離れておままごとにチャレンジしてみてくださいね。

★☆ おすすめの遊びシリーズ ☆★

自宅で療育:子供と風船遊びで頭も体も鍛えよう!
子供と自宅で風船バレーすると、頭も体も同時に鍛えられて自宅療育におすすめです。風船と少しのスペースさえあればできるし、普通のボールのようにガラスを割ったりすることもないので安心です。
自宅で療育:レゴクラシックで指先を鍛えるのです
自宅での療育に、大きいレゴデュプロを卒業して、小さいレゴクラシックを導入しました。小さくてまだうまく外せないこともあるけれど、楽しく指先を鍛えています。
自宅で療育:アクアビーズで集中力アップ!指先の訓練にも。
自宅療育のひとつとして、水でくっつくアクアビーズを買いました。細かい作業で指先の訓練にもなるし、集中力を養うこともできます。自分で全ての工程ができるので「できた!」と達成感が得られるのでおすすめ!
自宅で療育:キンダーメモリーで短期記憶を強化する
神経衰弱用のカード「キンダー・メモリー」は遊びながら短期記憶を強化できるので、自宅療育にぴったりです。うちの場合の遊び方やキンダー・メモリーで学べることについてまとめてみました。
負けても面白い:一番がいい病を少しだけ克服するのにトントン相撲が良かった!
うちの子はゲームに負けると怒ったり泣いたりして癇癪を起こす1番病がひどいので、簡単ですぐ勝敗がついて何度もできる「トントン相撲」で負けても楽しいという感覚をちょっとだけ持つことができました!

コメント