最近、「筆圧 弱い」で検索してきてくださる方が増えました。
以前うちの子は鉛筆の持ち方がおかしく薄くて弱々しい字しか書けなかったのです。
鉛筆の持ち方、最近はかなり改善されてきました
一時は心配しましたが、うちの子は最近は気にならないくらいに力強い字が書けるようになっています。良かった。
検索で探してこられる方も多いので、その後どうなったかをお知らせしようと記事を書くことにしました。
以前の様子では鉛筆の持ち方がおかしいなぁ・・・と悩んでいる様子でしたが、その後、持ち方は自然になのか療育先で習ったのか・・・いつの間にか普通の持ち方に変わっていました。
きちんと手の側面を紙につけていられるようになっています。
書いている線の濃さもしっかりしたものになっています。指の力がきちんとついてきたんだなぁという感じ。
鉛筆を持ち慣れたからかもしれませんが、のびのびとした線が書けるようになりました。(以前はヨレヨレだった・・・)
★ その頃にやっていた指の力を鍛える自宅療育はこちら! ★
筆圧には指の力だけじゃなくて「書くための姿勢」も大事
療育に通う様になって、改めて家でも見直したことのひとつに書くための姿勢があります。
書くための姿勢を見直すと集中力もアップ
文字を書くときはきちんと座って、背筋が椅子の背もたれに。そして足の裏が床にきちんと着いた姿勢になるように気をつけました。
これは療育先に親子で見学に行った際に先生達が説明してくださった事です。
しっかり座って身体を安定させることが「じっと座っていられる」ようになるために大事なんだそうです。
足がプラプラすると集中できないし、背中がきちんとついていないと身体が倒れたりして座っていられません。
身体のサイズに合った椅子やテーブルの高さにすると、子供が自然に落ち着いて集中して作業ができるんです。
うちの子供が座っているおすすめの椅子「なかよしライブラリー」
うちでは丁度療育先に通い始めた頃に頂いた椅子がとても役に立ちました。
↑ 頂いた椅子はこれ。
初めて見たときはシンプルだなぁ・・・という印象だったのですが、これがかなり役立ちました。
ひっくり返すだけで座面の高さが変わります。高さを細かく変更することはできませんが、使ってみるとこれで十分だなぁという印象。
子供はこの椅子をいたく気に入って椅子としてはもちろん、キッチンに持ってきてお手伝いをする際の踏み台にしたり、高いところのものを取ったりこれに乗って窓から外を眺めたり、広い背面を上にしてテーブルとしておままごとをしたり、ステージとして存分に歌を披露したり。大活躍です。
大人のお尻は入りませんが、横にするとスツールとして使えます。数年使って最初は白木の椅子だったものが少しあめ色に変化してきているのも良い感じ。
国産の天然檜で角もまるくすべすべした手触りが気持ちいいです。ちょっとくらいクレヨンで落書きされても拭けばすぐ綺麗になるのもいいです。
自分で購入するとしたらはなかなか選ばない感じの椅子なので、贈ってくれた方にはとても感謝しています。
子供はこの椅子に座って足をしっかり床につけてお絵かきやプリント学習をしています。
子供がなかよしライブラリーの椅子に座る時の様子
始める前に「きちんと座ってやろうね」と言うと、テーブルのところに自分でこの椅子を持ってきて、しっかりと座るのです。
おなかをしっかりとテーブルにつけて、背中が空くようなら少しクッションを詰めてあげます。
もし足がしっかり床についていないなと感じたら、療育先では牛乳パックで作った足置きで安定させていました。(作り方はネットで検索するとたくさん出てきますよ)
指の力を強化することや持ち方ばかり気にしていましたが、今となっては姿勢もすごく大事だと思っています。ぜひ筆圧が気になる方は姿勢もチェックしてみてくださいね。
筆圧強化のために、最近やっている指の力を鍛えること
どちらかというと、最近は細かい物を上手につまんだり細工するのもすごく得意になってきました。
先日は療育の先生に「折り紙、自宅でもよくされますか?すごく上手に折れていました」と褒められました!
- 折り紙
- 粘土遊び
- マスキングテープやシール遊び
うちでの折り紙遊びは季節ごとに飾って楽しむ
確かに折り紙もよく折ります。
自宅のガラス扉を私が(!)割ってしまったのをきっかけに危ないので全てガラスを外してプラ板に変更したのですが、透明で味気なかったのでそこに季節ごとの折り紙を折って張り付けています。
幼稚園とかでよくある季節ごとの壁面制作って感じです。
今はネットで動画を見ながら折ることが多いです。速度を遅くして子供と一緒に見ながらやるとわかりやすいです。途中で一時停止もできるのでおすすめ。
粘土遊びは簡単にできて安全な小麦粉粘土がおすすめ
それ以外では小麦粉粘土も楽しんでいます。
ボールに小麦粉を入れて、粉からねんどを作って触った感じが変化する感触遊びも楽しめます。
おねんどお姉さんの影響か、ねんどに自分で絵の具で色をつけるのが好きで色とりどりのおねんどを作っています(おねんどお姉さんのは小麦粉粘土じゃないけれど細かいことは気にしない)。
マスキングテープをちぎったり、貼ったり、剥がしたり
あと、最近子供はマスキングテープがお気に入り。自分でちぎって好きなところに貼れるしかわいいのが良いらしいです。
普通のセロハンテープを使われるよりはどこに貼られても剥がせるし・・・と思ってやりたい放題にさせています。
最近は自分でお絵かきをした絵を子供が好きな壁に貼ることで楽しんでいます。
このマスキングテープを貼ったり剥がしたり、好きな長さでちぎったりするのもかなり指の療育になってるんじゃないかなぁ。
最初のうちは真っ直ぐに貼れなくて泣いたり、うまくちぎれなかったりしていましたが最近は使いこなしています。どちらかというと使いすぎです・・・。
以前は良いお値段だったマスキングテープが100円ショップで手軽に購入できるようになって良かったなぁ。絵の具もねんども折り紙用の色紙も何でも安くてありがたやありがたや。
★☆ 指先の訓練にはこちらの記事もオススメ ☆★
コメント