先日、「怒らないで」と泣いた子供の話を書きました。今日はその後日談。
オバケがこわい
寝る前の大騒ぎがひどくてつい怒ってしまった次の日。子供が突然言いました。「ねぇ。オバケ来ない?」・・・ん?オバケ??
これまで、オバケが怖いと言ったことはありません。絵本の名作「ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)」も笑いながら読んでました。オバケの歌もゲラゲラ笑って歌っていたのに、突然、オバケが怖くなってしまったようです。
原因は考えるまでもなく、私が怒ったときに行った一言。「夜にそんな大きな声出すとおばけの国に連れていかれるよ。」でしょう。怒られたことで鮮明に記憶に残ったのは、寝る前に騒がないということではなく「オバケが来る」ということだったのでしょうか。・・・そっちか!
怒られた後の寝る前の様子
現に寝る前の様子ですが、怒られる前と後では変わりません。相変わらず大きめな声で歌ったり足をバタバタして騒いています。前回の反省から、私も落ち着いて「眠れないの?」と対応するようにしていますが、まぁ、相変わらずです。子供が眠くなるのを待っているあいだに私も寝落ちしてしまうほうが最近多くて、どのくらいひとりで歌を歌ったりぬいぐるみと遊んでるのかは不明です。
本当に眠いときは少しおしゃべりした後は黙って目を閉じてすぐ寝てしまうので、寝落ちする前に寝たのを確認できるんですけど。あんまり怒られる前とは変わってないなぁ。
オバケは昼間は寝ています
朝昼晩と関係なく「オバケ来る?」と聞かれるので、これは重症だと思って対応策を考えることにしました。
子供 「オバケくる?」
私 「オバケは明るい間は寝てるから来ないよ」
子供 「寝てるの?」
私 「そう。夜に起きてるから眠いんだって」
そう教えると、子供は昼間のあいだは「オバケは寝てる?」と聞いてくるようになりました。「そうそう。寝てる」これで昼間はOK。問題は夜です。
子供は夕方近くなってくると聞いてきます。
(6時頃)
子供 「オバケまだ寝てる?」
私 「うん。まだ寝てるよ」
(8時頃)
子供 「オバケ起きた?」
私 「まだ寝てるんじゃないかなぁ。」
(9時頃)
子供 「オバケ来る?」
私 「大丈夫よ。うちには猫ちゃんがいるでしょう?猫ちゃんはオバケより強いから平気よ」
うちでは猫を2匹飼っているのですが、だいたい寝る時はどちらかが一緒にお布団のある部屋のソファから見守ってたりします。よし。猫の手を借りよう。オバケは猫パンチに弱いことにしました。
無駄に不安を煽ることは言わない
今回のことで不安が強い子に無駄に不安を煽っていう事を聞かせようとするのはいけないなぁと痛感しました。一日のうちに何度も聞いてくる子供の様子を見て、こんなに不安になるんだ・・・と改めて思いました。世の中には子供の「怖い」という気持ちを利用してしつけをする方法もありますが、うちの子のようなタイプは合わないですね。
子供はオバケが怖いと思っているようなので、これから頻繁に私の大好きな絵本「おばけのてんぷら」を読んでオバケ好きにしてみようと思います。おかしいなぁ・・・。2歳になりたての頃はこの絵本大好きだったのになぁ。
しかし、おばけ来ない?と頻繁に聞く子供ですが、お風呂でこんなことを言ったりします。「(自分を指さして)ちー、(私を指さして)おかあさん、(壁を指さして)おばあちゃん!」・・・。え?あなたのおばあちゃんは二人ともまだ健在ですけれど。指さしたのはどこのおばあちゃんでしょうか?・・・地味に怖いです。私の不安も煽らないでください。
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