しょっちゅう悩む:叱らない子育てと発達障害児の褒める子育ての違い

叱るって難しい

最近、しょっちゅう夫が「だからしっかり叱らなきゃだめだって!」と言います。私は「叱らない子育て」と「発達障害児への褒める子育て」は違うよと思うけれど、その場で反論することが苦手で黙ってしまうので次言われたときに簡潔に説明できるように自分なりに頭の整理をしとこうと思う。

「叱らない子育て」は間違ってる

最近よく「叱らない子育て」はダメだと聞きます。あれって実践している人は間違ってるよね。実際には専門家は「褒める子育て」を推奨していると思うんだけれど・・・。できたことをたくさん褒めてあげて、ダメなことをした時はきちんとダメだよと言い、ちゃんと理由を伝えることが褒める子育てだと思うんですけど違うかな?

叱るときにただ「ダメだよ!」と言うだけだったり、軽く言うくらいで理由も伝えずに終了とすることが叱らない子育てだと勘違いした人がたくさんいて、それが問題となっているんじゃないかなぁ。そういう叱られ方をしてきた子供はなにがダメだったのかを理解できないのでまた同じことを繰り返してしまいます。

私もダメなときはきちんと叱らなければと思っているし、叱らない(やんわりダメよ~という程度で済ます)子育ては子供が可哀想だと思う。でも叱ればいいっていうもんでもないと思うんです。逆に強く叱ったらダメなタイプの子供もいるんだと思う。

発達障害児と「褒める子育て」

特に発達障害児(といってもいろんなタイプがいるので難しいですけど)は褒める子育てが向いていて、たくさん褒めて伸ばしてあげることが大事とされています。うちの場合は不安が強いタイプなので、強く叱るとパニックになって泣いてしまい結局親の言葉が子供の心に届かなくなります。だからダメなことをしたらやめさせて泣いて怒ったりした場合は抱きしめたりして落ち着くまで待ってからじっくりと説明します。

落ち着いているときにじっくり話をすれば本人もきちんと理解するのですが、夫としては我儘を言ったときにスパーンと怒ってすぐに言う事を聞かせたいらしいのです。それがきちんとしたしつけだという主張です。強く叱らないとダメだ!というのはそういうところから来てるんだな。たぶん、同僚に「うちの嫁が子供に甘い」と言ったら「流行りの叱らない子育てだろ」と言うような話になったんじゃないかなぁ(妄想)。

「〇〇を今やりたい!」などと泣いて怒ってしまったときは既に子供は半パニックに陥っていて、親の言う言葉が入りにくい心境になっているので私は「そっか。〇〇を今したかったんだね」なんて抱きしめながら言って子供の気持ちを落ち着けるのですが・・・それを見て夫は「また甘やかしている・・・」と感じているようです。いや・・・これは子供の気持ちに寄り添っているんですけど。

そうやって時間をかけてじっくり話をして子供が泣き止んで納得しても、その長時間に及ぶ感じが「ちゃんと叱ってない」と思うらしいのです。バチンと叩いてコラーッと叱って涙が枯れるくらい怖がらせて言う事を聞かせる・・・そういうのを望んでるんだろうか。

夫は発達障害の本を手渡しても読まないし何度も私が説明してもまったく理解しない人なので、私の行動が甘やかしているとしか映らないようです。子供が発達障害を持っているかもしれないということも心のどこかで否定しているくらいだからなぁ・・・。

ときどき「叱らなくては!」という気持ちが出るらしく子供の肩をがっちり掴んで大声で「ダメでしょ!○○したらダメ!」と連呼して子供が過呼吸起こすんじゃないかというほど泣いている時があります。驚いて飛んでいくと子供はもうパニック・・・。

子供は急に大声で怒り始めたお父さんの恐怖で何がダメだったのかも理解できない状態でただただ「恐怖」を感じています。そんな風に怒っても理解しないよ・・・と、泣き叫ぶ子供を抱っこして落ち着かせようとするのですが、そういう状態になってしまうともう落ち着かせるのにはいつもの数倍の時間が必要になってしまいます(そしてソレをするのは私ですよお父さん)。

うちの子は不安が強いタイプなので、そんな風に叱ると恐怖で何がダメだったのかも理解する余裕が無くなるし余計に時間がかかるんです。そして「お父さんキライ」とか「お風呂入らない」とかの違う問題が発生してくるんだよなぁ。

発達障害の子供と向き合う葛藤と周囲の目

発達障害児とひとくくりに言ってもいろんな特性の子供がいます。叱られても叱られてもなかなか応えなくて指示が入りにくいタイプや癇癪が強いパワフルタイプの子の親御さんは本当に大変だろうなぁと思います。あまり癇癪が強くないうちの子でもイラッとすることが多々あるし、言う事を聞いてくれない時はダメだと思いつつも手をあげてしまいたい気持ちになることもあります。

一度でも子供に手をあげてしまうとその後も自分に抑えが効かなくなりそうで怖いのでそんなことはしませんが、私は叩いて叱られてきたどころか蹴り倒されてきた人間なのでやっぱり心のどこかにはそういう気持ちもあるかな・・・。でも子供にはしないと決めているし、発達障害の本を繰り返し読みながら子供に合った叱り方を模索しています。

それでも夫には「甘やかしてる」と見られているんだもの。しょっちゅう外で子供に癇癪をおこされて泣きそうになっているお母さんはどんなに辛いだろうと思うと胸が苦しくなります。発達障害があるというのは見た目で判断できないので「しつけされていない我儘な子供」「しつけができない親」と何も知らない周囲は思っているかも・・・。すごく頑張っているお母さんと特性に困っている子供なのかもしれないのにな。

すごく頑張って発達障害児の褒める子育てをしているのに、ただ面倒だから叱らないだけの子育てと勘違いされるのは悲しいです。でも他人はその時の状況を見るだけなので理解するのは難しいことなのかもしれません。自分も子育てをするようになって気付いたことばかりですもんね・・・。

それに自分がしている子育てが正しい方法なのかどうかはまったく自信が持てないし、不安だし、正直怖いと思ってます。だから誰かに「もっとこうしたら?」とか「間違ってる」と言われると揺れてしまう。発達障害の子供を強く叱っても良い影響は無いと本で読んで理解したつもりでも「もっと叱るべきだ」と言われれば不安なので迷ってしまう・・・。

子育てって人生の最後まで正解がわかりません。うちの母は文句ばかり言ってくるけれど、自分や姉弟を見ていると子育てには失敗してると内心思っています。母はそう思ってはいないのか、年長者の教えとしてか・・・しょっちゅう口を出してくるけれどそれが正解かはわからないんだからもっと強くなってそういうのはスルーできるようにならなければ。

よし。夫も母もスルーしよう。本当はうまく口で論破できればいいんだけど、できる気がしないからスルーしよう。すごく中途半端な結論だけど、説明してもうまく理解されないからもうスルーだ!弱い母ですが、中途半端に揺れて子供がコロコロ変わる対応に混乱しないように頑張ってみようと思います。

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